【宮崎県宮崎市】花山手にある42坪の住宅でコロニアル屋根の塗装工事を行いました!
今回はコロニアル屋根の塗装作業を行っていきました。
コロニアル屋根は「スレート」や「カラーベスト」とも呼ばれ、住宅の屋根材で特に人気がある種類です。
コロニアル屋根の塗装には以下の3つの工程があります。
- 下塗り
- 中塗り
- 上塗り
各工程を写真でチェックしていきましょう。
コロニアル屋根の下塗り工程
※上半分の黒っぽい部分が下塗り
コロニアル屋根では透明な下塗り材を使うことが一般的です。
今回も透明なシーラーを利用しました。
下塗りをしないと新しく塗る塗料が屋根に密着しにくいです。
密着しないと、15年の耐用年数がある塗料でも1〜3年程度で剥がれてしまうでしょう。
また、コロニアル屋根の場合は下塗り後にタスペーサーを差し込む場合があります。
タスペーサーとは、コロニアル屋根が結露や雨漏りしないように、水が流れる隙間を作る道具です。
タスペーサーは、一度入れておけば塗装後に抜く必要がなく、半日〜1日ほど工期を短縮できます。
利用しない場合は上塗り後に「縁切り」と呼ばれる工程が発生します。
コロニアル屋根の中塗り工程
※コロニアル屋根の中塗りの様子
下塗りを完了したら中塗りです。
中塗りと上塗りは同じ塗料を使います。
今回は濃い色の屋根塗料を使って塗装していきました。
屋根の色は黒に近いほど見栄えが良くなる傾向があります。
色選びで迷ったら黒に近い色を選べば大きな失敗は避けやすいでしょう。
ただし、遮熱塗料と呼ばれる省エネ商品を使う場合は白に近いほうが効果的です。
太陽光を反射する塗料のため、黒よりも白に近いほうが日光の反射率が高くなるためです。
コロニアル屋根の上塗り工程
※コロニアル屋根の上塗りの様子
中塗りを完了したら上塗りをします。
タスペーサーを使わなかった場合は、上塗りの乾燥後に「縁切り」作業を行う必要があるでしょう。
以上がコロニアル屋根の塗装です。
次は外壁の塗装を紹介します。
【宮崎県宮崎市】月見ヶ丘にある20坪の住宅で塗装するための足場設置、シーリング補修作業
宮崎市の月見ヶ丘にある20坪の住宅で以下の工事をおこないます。
- 足場の設置、外壁と屋根の高圧洗浄、シーリング補修
- スレート(コロニアル)屋根の塗装
- 窯業系サイディングの塗装
- 軒天の塗装
このうち、今回は足場の設置、高圧洗浄、シーリング補修を紹介していきます。
月見ヶ丘にある20坪の住宅に足場を設置
※住宅に足場を設置した様子です
住宅を囲うようにして足場を設置します。
使うのはビケ足場と呼ばれる、一般的な足場です。
屋根塗装もあるため、屋根よりも高い部分まで足場を組んでいます。
写真はありませんが、足場設置後はメッシュシートで養生をして塗料や水滴の飛散を防止しています。
月見ヶ丘にある20坪の住宅の屋根を洗浄
※屋根を高圧洗浄機で洗っている様子です
屋根と外壁を高圧洗浄機で洗っていきます。
圧力が強い洗浄機のため、隙間の汚れやほこりも取り除くことができます。
塗装前に洗浄をおこなわないといけない理由は、塗膜の耐久性を高めるためです。
汚れや異物が下地と塗料のあいだに入り込むと、塗膜が不十分な状態となってしまい剥がれやすくなるでしょう。
外壁のシーリングを修復
※古いシーリングの様子
外壁部分のシーリングも劣化していたため補修します。
周囲をマスキングテープで養生してからプライマーを塗装し、シーリングを充填していく作業です。
増し打ちの場合は既存のシーリングはそのままに、打ち替えの場合は既存のシーリングを剥がしてからシーリング材を充填していきます。
基本的に打ち替えを行うケースが多いです。
※シーリング材を充填していく様子
シーリングを充填していきます。
充填直後のシーリングは凹凸が多いので、ヘラで平らにならさなくてはいけません。
※シーリングを平らに調整していく様子
平らにならしたシーリングを乾燥させたら完成です。
【宮崎県宮崎市】太田で42坪ある住宅の屋根をセミフロンルーフ(スレートブラック)で塗装しました!
足場の設置と高圧洗浄、下地補修が終わったら屋根塗装をしていきます。
外壁よりも先に屋根を塗装する理由は、塗料が重力で落下して壁を汚さないようにするためです。
必ずしも屋根が先とは限りませんが、屋根と外壁が近い場合は外壁の養生作業が必要となるため手間と時間がかかります。
工事費用を抑えるためには効率の良さを求められるため、外壁よりも屋根から塗装する場合が多いです。
屋根の塗装には基本的に3つの工程があります。
- 下塗り
- 中塗り
- 上塗り
耐久性を高めるためにいずれも欠かせない作業です。
屋根の下塗り
まずは屋根を下塗りしていきます。
下塗りに使った塗料はKFケミカル株式会社が販売する透明な塗料「KFマイルドシーラー」です。
中塗りと上塗りで使う「セミフロンルーフ」の性能を高める下塗り塗料です。
下塗りをすることで中塗り塗料との密着性が上がり、剥がれにくさが向上します。
屋根の中塗り(仕上げ1回目)
下塗り後は「セミフロンルーフ」というKFケミカル株式会社の仕上げ塗料で中塗りを行っていきました。
色は「スレートブラック」で、黒に近いです。
今回のお家の屋根は凹凸が多いため、小さな隙間も漏れなく塗装していきます。
中塗りは基本的に上塗りと同じ塗料を使うため仕上げ1回目と呼ばれることもあるでしょう。
屋根の上塗り(仕上げ2回目)
中塗りが終わったら、最後の仕上げとなる上塗りです。
塗りムラがないよう丁寧に塗っていきます。
光の具合で少し明るく見えますが、中塗りと同じ「セミフロンルーフ」を使っています。
同じ塗料を2回も塗る理由は、耐久性を上げるためです。
1回だけの塗装だと耐用年数が数年しかありませんが、2回塗ることで仕上げ塗装が2層となり、高い耐久性を実現できます。
以上の工程が屋根塗装です。
次は外壁の塗装作業に移ります。
【宮崎県宮崎市】清武町でサイディングの外壁塗装を行いました!
高圧洗浄やシーリング補修といった下地処理が終わったら、外壁の塗装を行います。
外壁塗装には基本的に3つの工程があります。
- 下塗り
- 中塗り
- 上塗り
十分な耐久性を確保するために欠かせない作業ですので工程をチェックしてみましょう。
外壁の下塗り
シーリング補修をした後に下塗り用の塗料を塗っていきました。
下塗り塗料はフィーラー、シーラー、サーフェーサーなどの種類があります。
今回の下塗り材はエスケー化研株式会社が販売する「SDサーフエポ」という、白い水性塗料を使っています。
下塗りをしないと、仕上げ塗料の密着性が低下して剥がれやすくなるといった問題が起こるのです。
外壁の中塗り(仕上げ1回目)
下塗り後は、「エスケープレミアムシリコン」という水性のラジカル塗料で中塗りを行っていきました。
ラジカル塗料とは、劣化の原因であるラジカル因子を抑制する機能がある、近年注目されている塗料です。
中塗りは原則として上塗りと同じ塗料を使います。
このため仕上げ1回目と呼ばれることもあるでしょう。
外壁の上塗り(仕上げ2回目)
中塗り完了後は、上塗りを行っていきます。
光の具合で中塗りよりも少々薄く見えていますが同じ色です。
なぜ同じ塗料で2回塗るかというと、1回だけの塗装では耐久性が低いためです。
今回使用したエスケープレミアムシリコンの耐用年数(塗り替えまでの寿命)は14〜16年ですが、仕上げ塗装を1回だけにするともっと短くなるでしょう。
「1度に厚塗りすればいいのでは?」と考える人もいるかも知れません。
しかし、塗料には1度に塗れる厚さが決まっていて、過剰に厚塗りをすると色ムラやピンホールといった施工不良を引き起こしてしまいす。
ここまでの工程で、外壁のメインの塗装は完了です。
次は屋根の塗装を見ていきましょう。
【宮崎県宮崎市】学園木花台で30坪の住宅の屋根を「セミフロンルーフ」で塗装しました!
外壁のシーリングが乾燥するまでのあいだに屋根塗装をすると効率的に作業を進められるでしょう。
今回は、コロニアル屋根の塗装を3つの工程で行っていきます。
- 下塗り
- 中塗り
- 上塗り
1つでも工程が抜けると手抜きとなり、塗装の耐用年数(塗り替えまでの期間)が低下するでしょう。
コロニアル屋根を「KFマイルドシーラー」で下塗り
KFケミカル株式会社の屋根用塗料「KFマイルドシーラー」でコロニアル瓦の下塗りを行っていきます。
今回の屋根は劣化が目立っており、下塗りを十分に行わないと新しい塗装が剥がれてしまうでしょう。
下塗りには密着性を高める役割があります。
手抜き業者には下塗りをしないケースもあるようなので、見積もりに下塗り工程が記載されていない場合は依頼を避けておきましょう。
コロニアル屋根を「セミフロンルーフ」で中塗り
下塗りをしたら次は中塗りです。
中塗りと上塗りは同じ塗料を使うのが基本です。
2回塗る理由は、耐久性を高めるためです。
中塗りを乾燥させてから上塗りをすることで2層の塗膜ができあがり、耐用年数が飛躍的に向上するでしょう。
コロニアル屋根を「セミフロンルーフ」で上塗り
上塗りの様子です。
光の当たり加減で違う色に見えますが、中塗りと同じ色です。
使っている色は「ニューワイン」という赤紫系の見た目です。
コロニアル屋根は凹凸が目立つため、縦に塗装した後に横に塗り直して塗り漏らしがないように作業します。
以上が「セミフロンルーフ」を使った屋根塗装の様子です。
今回の塗装による耐用年数は10年程度です。
また10年後には劣化してしまうためメンテナンスが必要となるでしょう。
10年しかもたないからと塗装をしないと、屋根材が劣化して雨漏りが起こるおそれがあります。
屋根塗装が終わったら次は外壁塗装をしていきましょう。
【宮崎県宮崎市】清武町でガルバリウム鋼板屋根を濃い色で塗装しました!
今回はガルバリウム鋼板屋根の塗装を行いました。
ガルバリウム鋼板とは、金属屋根の一種です。
金属屋根の中では錆びに強く、耐用年数も長いことから住宅の屋根材として人気があります。
ガルバリウム鋼板屋根の塗装は3つの工程で進めていきます。
- 下塗り
- 中塗り
- 上塗り
各工程の様子をチェックしてみましょう。
ガルバリウム鋼板屋根を下塗り
※白い部分が下塗りした場所です
まずはガルバリウム鋼板を下塗りしていきます。
今回は白い下塗り材を使っているため、塗った部分が見分けやすくなっています。
下塗り作業をしないと屋根に塗装した塗料は短期間で剥がれてしまいます。
塗料の付着性を高めて長持ちさせるためには重要な手順なのです。
ガルバリウム鋼板屋根を中塗り
※濃い色の部分が中塗りした場所です
下塗り作業が終わったら次は中塗りです。
仕上げ塗装1回目とも呼ばれます。
中塗りと上塗りでは同じ仕上げ塗料を使います。
仕上げ塗料は1回しか塗らないと厚みが足りず、耐久性や美観性が本来の品質に届きません。
かといって1度に厚塗りをしようとすればピンホール(穴があく)やひび割れといった施工不良が起こるでしょう。
2回に分けて塗ることで塗装が2層になるためより強固な塗膜となるのです。
ガルバリウム鋼板屋根を上塗り
※上塗り完了後の様子です
中塗りが完了後、完全に乾燥してから上塗りをおこないました。
仕上げ塗装2回目とも呼ばれます。
下塗りから中塗り、上塗りまでの工程は天候が良ければ1週間もかかりません。
夏場なら2〜3日程度で完了することもあるでしょう。
今回の工事によって、屋根の塗装を10年程度はする必要がなくなるでしょう。
以上がガルバリウム鋼板屋根の塗装の様子でした。
次は外壁の塗装を行っていきます。
【宮崎県宮崎市】大字田吉で75平方メートルのセメント瓦を塗装しました!
外壁のシーリング補修をしたあとは、セメント瓦の屋根を塗装していきます。
セメント瓦屋根の塗装は以下の3つの工程が必要です。
- 下塗り
- 中塗り
- 上塗り
他の屋根材でも似たような手順となるため、流れは覚えておくと良いでしょう。
セメント瓦屋根の下塗り作業
エスケー化研の屋根用塗料「マイルドシーラーEPO」でセメント瓦の下塗りを行っていきます。
セメント瓦は粘土瓦と違って耐久性が低く、10年に1度のペースで塗装メンテナンスが必要です。
下塗りをしないとこの後に使う中塗りや上塗り塗料が密着せずに剥がれやすくなってしまうでしょう。
セメント瓦屋根の中塗り作業(仕上げ1回目)
下塗りをしたら次は中塗りです。
中塗りと上塗りではエスケー化研が販売する「エスケープレミアムルーフSi」というシリコン塗料を使っています。
耐用年数が7〜9年程度ある人気の屋根塗料です。
中塗りと上塗りは同じ塗料を使います。
同じ塗料を2回塗ることで塗装の耐久性を確保しているのです。
セメント瓦屋根の上塗り作業(仕上げ2回目)
中塗りと同じ塗料で上塗りも行います。
使っている色は「セピアブラウン」という茶色系ですが、光の加減によってグレーに見えています。
屋根の見た目に直接影響するのはこの上塗り部分です。
瓦は凹凸が多いため塗り忘れが発生しやすいです。
1枚1枚を丁寧に塗ることでムラや塗り忘れを防止しました。
瓦だけではなく棟(むね)といった役物も塗装していきます。
棟は屋根の頂点にあり、隙間から雨漏りがしないようにする役割があります。
ここまでが、「エスケープレミアムルーフSi」を使った屋根塗装の工程です。
今回の塗装でセメント瓦はさらに10年弱はもちます。
また10年たったころにメンテナンスすれば瓦の耐用年数を長く保てるでしょう。
【宮崎県宮崎市】希望ヶ丘の住宅で雨戸や軒天(金属)の塗装をしました!
外壁を塗装したら、最後に雨樋や軒天、雨戸といった付帯部の塗り替えをします。
今回は、以下の3つの塗装を写真で紹介していきます。
- 雨樋の塗装
- 軒天の塗装
- 雨戸の塗装
ぜひチェックしてみましょう。
雨樋の塗装
雨樋をブラウン系の色で塗装した様子です。
雨樋とは屋根の雨水を地面に誘導する部材です。
外壁よりも濃い色で塗ることでワンポイントのように美しく仕上がりました。
軒天の塗装
※施工前の写真です。
次は軒天の塗装です。
軒天とは、主に屋根の裏側をさします。
今回の軒天は金属製でしたので外壁とは異なる塗料を使っています。
軒天の塗装は黒系の色で行いました。
軒天は雨が当たりやすいため定期的なメンテナンスが必須です。
劣化したまま放置すると雨漏りの危険があるでしょう。
雨戸の塗装
※雨戸を塗装した様子
最後に雨戸の塗装を紹介します。
雨戸とは、窓が風や雨で破損しないように保護する部材です。
雨戸は隙間が狭くてローラーでの塗装が難しいです。
このため、周辺を徹底的に養生して吹き付け塗装をするのが一般的です。
ムラに注意しながらハケで塗装するケースもあります。
他にも、玄関の木部の塗装も行っています。
今回は屋根塗装がなかったため工期は短くなりました。
それでも1週間以上はかかることが多いため、塗装工事をする際は2〜3週間程度の期間がかかることを想定しておきましょう。
エスケーハウスでは外壁や屋根塗装のほかに破風や軒天の交換、雨漏りの修理なども対応しています。
「この修理は塗装業者では難しいかな?」と思った場合でも対応可能なケースがるため、まずは気軽にご相談ください。
他に宮崎市の工事を知りたい場合はただいま施工中の項目もぜひチェックしてみましょう。
【宮崎県宮崎市】学園木花台で養生やシーリング剥がし・補修などを行いました!
宮崎市の学園木花台にある30坪のお家で、以下の工事を行いました。
- 養生やシーリング剥がし・補修
- 「セミフロンルーフ」で屋根の塗装
- 「スーパーセラタイトF」でサイディング外壁の塗装
- 雨樋や雨戸、破風などの付帯部を白で塗装
今回は、養生とシーリング剥がし・補修作業を紹介していきます。
足場の設置とメッシュ養生
最初に足場を設置してから、メッシュシートで養生します。
養生とは、塗料や洗浄水で周囲が汚れないよう保護する作業です。
足場を設置することで安全に効率的な作業ができるようになるため、足場がない状態より工期が短縮できます。
足場の設置と養生は、職人2〜3人で1〜2日で終わる作業です。
外壁のシーリング剥がしと養生
ボロボロになっていたシーリングをカッターで剥がしていきます。
シーリングは目地や窓枠の隙間に埋め込むゴム状の素材で、乾燥する前は液状になっています。
シーリングの劣化を放置するとひび割れたり剥がれたりするため雨漏りしてしまうでしょう。
シーリングを剥がしてマスキングテープで養生した様子です。
外壁のシーリング補修
施工場所は違いますが、シーリングガンを使ってシーリングを新たに充填している様子です。
うまく充填するためには高い技術が求められます。
シシーリングは充填したままだとムラがあるため、最後にヘラで平らに整えます。
この際に外壁にはみでるため養生が役に立つのです。
ヘラで平らにしたら養生を剥がして1日以上は乾燥させます。
シーリングの種類によっては塗装をしたときに黒く変色する場合があります。
「ブリード」と呼ばれる劣化現象で、知らない業者も多いため施工前に知っているかどうか尋ねてみましょう。
シーリングが乾燥するまでのあいだ、屋根塗装を行っていきましょう。
【宮崎県宮崎市】佐土原町にある築19年の住宅で足場養生とシーリング補修を行いました!
宮崎市の佐土原町にある築19年の住宅で以下の工事を行いました。
- 足場の設置とシート養生、シーリング補修
- コロニアル屋根を「セミフロンルーフ」で塗り替え
- 窯業系サイディング外壁を「エスケープレミアムシリコン」で塗り替え
- 雨樋や軒天などの付帯部を塗り替え
まずは足場の設置と高圧洗浄、シーリング補修の様子を紹介していきます。
足場の設置とシート養生
※足場とシート養生をした様子
工事の最初は足場の設置をおこないます。
外壁全体を足場で囲って、必要な場合は屋根にも設置します。
足場を設置したら住宅全体をメッシュシートで養生します。
養生しないと洗浄で汚れた水や塗料が隣家や車に飛び散ってしまうでしょう。
外壁のシーリング補修
※補修前のシーリングの様子(中央左にある薄い茶色の縦線)
シーリングとはサイディングの目地などに埋められているゴム状の外装材です。
外壁材同士の衝撃緩和や、水が内部に侵入するのを防ぐ役割があります。
※シーリングを撤去している様子
最初に既設のシーリングをカッターで慎重に剥がしていきました。
ひび割れや肉やせによって劣化したシーリングは放置すると雨が侵入して外壁材を内部から劣化させていきます。
そのため既存のシーリングを剥がしてから新しい材料を埋め込む必要があります。
※目地の養生とプライマーを塗装した様子
既存のシーリングを撤去したら周囲をマスキングテープで養生して、プライマーを塗ります。
プライマーは、シーリングが密着するために必須の下塗り材です。
※シーリングを充填している様子
プライマーを塗ったらシーリング材を充填していきます。
※シーリングを平らにならしている様子
充填したシーリングは表面が波打っているため、ヘラで平らにならします。
※シーリング補修完了の様子
最後にマスキングテープを剥がして乾燥させたら完成です。
【宮崎県宮崎市】清武町で高圧洗浄とシーリング補修を行いました!
宮崎市の佐土原町にある37坪のお家で、以下の工事を行いました。
- 屋根塗装
- 外壁塗装
- 破風板金巻き
- 軒天・雨樋・雨戸・玄関ドア塗装
このうち、今回は下地処理や外壁塗装、屋根塗装などの施工状況をご紹介していきます。
お家に足場を設置
塗装作業をするうえで欠かせないのが仮設足場です。
職人の安全性だけではなく、作業の効率性も高めて人件費を安くしたり工期を短くする効果があります。
足場を設置したらメッシュシートを張ります。
塗装が隣家に飛び散らないようにしたり、道具の落下防止に役立ちます。
外壁の高圧洗浄
塗装前に高圧洗浄を行います。
汚れを放置したまま塗装をすると、塗膜が数年で剥がれてしまうため必須の作業です。
水道水が基本ですが、特殊な薬品を使った「バイオ洗浄」を行えば、カビやコケを落としやすくなります。
外壁のシーリング補修
最初に外壁のシーリング部を剥がしていきます。
シーリングとは、サイディングの目地部分を埋めているゴム状の素材で、衝撃の緩和や外壁材の劣化防止に必要です。
年月が経過するとひび割れや剥がれが起こるため、今回のようにカッターで剥がしてから新しくシーリング材を充填します。
剥がしたシーリング部はマスキングテームを貼って材料が漏れ出ないようにしてからシーリング材を充填します。
そのままにすると凹凸が激しいので、ヘラで平らに調整していきます。
シーリングの施工後は最低でも1日以上は乾燥させてから塗装を行わなくてはいけません。
表面だけが乾燥していても内部が乾いていない場合、塗装をすると施工不良を起こす危険があるため、十分な時間をとってから塗装作業をします。
シーリングの補修作業が終わったら、いよいよ外壁の塗装作業に入ります。
【宮崎県宮崎市】花山手にある41坪の住宅で足場の設置と高圧洗浄、シーリング補修を行いました!
宮崎市の花山手にある41坪の住宅で今回は以下の工事をおこないました。
- 足場の設置と外壁・屋根の洗浄、シーリングの打ち替え
- スレート屋根の塗装
- 窯業系サイディングの塗装
- 雨樋と軒天の塗装
今回は、足場の設置のほか、外壁や屋根の洗浄とシーリングの打ち替えなどをおこなっていきます。
足場と養生シートを設置!
※足場を設置してシートで養生した様子
住宅塗装に欠かせない足場とシートの設置をしていきます。
足場は、作業の効率性を高めて工期を短くし、人件費を抑えるメリットがあります。
また、シート養生は塗料が隣家の車や壁に飛散して賠償問題とならないよう防止するために役立つでしょう。
外壁と屋根を高圧で洗浄!
※屋根の高圧洗浄をしている様子
屋根と外壁を高圧洗浄機で洗っていきます。
汚れがついたまま塗装をすると塗膜がすぐに剥がれてしまうためです。
外壁のシーリング撤去から充填まで!
※古いシーリングを剥がした様子
サイディングの目地にあるシーリング部を剥がしていきます。
シーリングが劣化すると内部に雨が侵入して腐食していくためです。
※シーリングを充填するための養生作業の様子
シーリングを剥がしたらマスキングテープで周囲を養生してからプライマーを塗装します。
プライマーとは、シーリング材が剥がれないよう付着力を強化する下塗り材です。
※シーリング材を充填した様子
準備が整ったらシーリングを充填します。
※ヘラでシーリングを平らにしている様子
シーリングは充填直後は凹凸が激しいため平らにして見栄えを良くします。
※シーリング作業完了の様子
平らにしたらマスキングテープを剥がして1〜3日ほど乾燥させたら完成です。
このままだと目立つため、塗装をするのが基本です。
次は屋根塗装の作業を紹介します。