宮崎市の外壁コーキング補修工事を行い内部への水の侵入を防ぎます
「宮崎市生目台で行いましたモニエル瓦屋根と外壁塗装工事」の様子をご紹介しておりますが、
本日は界壁部分のコーキング部分の様子です。
コーキング補修工事の様子
コーキングはボードとボードの間やサッシの回りなどに施工されていることがほとんどです。
中に水を侵入させないために塞いでいるものになりますのでこの部分が劣化していたら、水が内部に
侵入してしまうことになり、家を支えている躯体部分にまで影響がある可能性がありますので
しっかりと補修工事を行います。
撤去の様子
まずは撤去の様子です。
縦目地に関しては既存のコーキングを撤去してから新しいコーキングを行う打替え工法。
サッシの回りは撤去を行わずに既存の上からコーキングを行う増し打ち工法で工事を行っていきます。
縦目地はとても硬化が進んでおり、撤去が少し大変でした。
マスキングテープ・プライマー塗布の様子
次にまうキングテープを使用して縦目地の回りやサッシの回りを養生していきます。
マスキングが終わると、次にプライマーを使用してコーキングの密着を高めていきます。
コーキング充填の様子
プライマーが終わると、新しいコーキングをおこなっていきます。
写真はサッシの回りにコーキングを行っているところです。
コーキングの抑え込みの様子
コーキングを行うと次は表面をきれいに整えていきます。
コーキングをただ行っただけでは、隙間があいてしまたり、表面がボコボコしてしまったり見た目は美しくありません。
しっかりと専用のへらを使用して押し込むことで隙間を埋め表面が滑らかになるように美観を整えていきました。
コーキング補修工事の完成
これでコーキング補修工事の様子は以上になります。
それでは次回はいよいよ外壁塗装の様子です。
青色の外壁が何色に変わるのでしょうか!!お楽しみに!!
【宮崎県宮崎市】生目台にある45坪の住宅で洗浄作業とシーリング作業をおこないます!
宮崎市の生目台にある45坪の住宅で今回は以下の工事をおこないました。
- 洗浄作業とシーリング作業
- 外壁をサンドフレッシュSiで塗装
- 付帯部(軒天・雨戸)を塗装
まずは、足場の設置と高圧洗浄作業からおこなっていきます。
外壁の高圧洗浄をしています!
※外壁を高圧洗浄機で洗う様子
近所への挨拶回りが終わったら、足場を設置していきます。
足場の設置が完了したら外壁の高圧洗浄作業です。
足場の設置に1日、高圧洗浄作業に1日がかかります。
高圧で洗浄することで古い塗膜や汚れが落とせます。
塗膜や汚れを落とさずに塗装をはじめてしまうと異物が塗装と下地のあいだに入り込んでしまい、施工不良を引き起こすでしょう。
外壁のシーリング撤去作業です!
※外壁のシーリング撤去をした様子
つづいては外壁のシーリング補修です。
まずは既存のシーリングを剥がす作業から始めます。
外壁のシーリング充填作業です!
※外壁にシーリング材を充填した様子
既存のシーリングを剥がしたら下塗りをして密着性を高めたあと、新しいシーリング材を充填します。
充填作業は難易度が高く、プロの技術が必要です。
外壁のシーリングをならす作業です!
※外壁のシーリング材を平らにしている様子
充填したシーリングはヘラで平らにしてムラを無くします。
この作業を行わないと目地の部分が盛り上がったり、内部がシーリングで満たされなくなったりして剥がれやすくなります。
外壁のシーリング完成です!
※シーリング作業完了の様子
最後にマスキングテープを剥がして乾燥させたら作業完了です。
シーリングの作業は1日がかりで、乾燥するまでにさらに1日以上がかかります。
足場の設置、高圧洗浄、外壁のシーリング作業が完了したら次は外壁の塗装作業へと移行していきます。
宮崎市生目台で行いました塗装工事前の準備の様子
「宮崎市生目台で行いましたモニエル瓦屋根と外壁塗装工事」の様子をご紹介します。
今回ご紹介する工事の様子は実際に塗り始める前の準備の様子です。
それでは工事の様子をご覧ください。
塗装工事前の様子
仮設足場と水養生設置の様子
一番はじめは仮設足場の設置を行っていきます。
今回は近隣と距離が離れておありましたので問題なく仮設足場の設置を行うことができました。
仮設足場や家を覆っているメッシュシートは、近隣に高圧洗浄の水が飛ばないように、工事を安全にかつ的確に行う
ためにとても大切です。
仮設足場がない場合足元がとても不安定になるため、安全が確保できなかったり作業が十分に行えないことも
あり、せっかく質の良い塗料を使用しても職人の技術を十分に発揮できなければ塗料の性能を引き立てることは
できません。
しっかりと仮設足場を設置して質の良い塗装工事を行っていきます。
高圧洗浄の様子
仮設足場とメッシュシートが終わると、次に高圧洗浄でカビやほこりを洗い流していきます 。
外壁は、手で触ると白い粉が付くチョーキング現象が発生しておりました、このチョーキング現象の白い粉まで
しっかりと洗い流し除去していきます。
チョーキングの粉が残ったまま塗装をしてしまうと塗料との密着が悪くなり塗膜が剥がれたり、膨れたりしますので
とても重要な工程です。
また、今回の屋根材はモニエル瓦ということも1つのポイントです。
モニエル瓦の塗装工事を行う場合はスラリー層を除去する必要があるため、高圧洗浄はねいりに行っていきます。
乾燥
高圧洗浄を行った後はしっかりと屋根材や外壁材を乾燥させていきます。
湿気を含んだまま塗装工事を行うと塗膜に不具合が発生してしまう可能性が高まります。
しっかりと乾燥を行い不具合が発生しないように施工していきます。
今回の工事の様子は以上になります。
次回は外壁部分のコーキング補修ですが、コーキングは外壁から水が侵入しないようにするととても大切な
部分です。
次回の記事もお楽しみに!
【宮崎県宮崎市】跡江にあるFRP防水のバルコニーの住宅でサイディング外壁の塗装をしていきます
宮崎市の跡江にあるFRP防水のバルコニーの住宅で、今回はサイディング外壁の塗装を紹介していきます。
サイディング外壁の塗装は、以下の4つの工程でおこなわれます。
- 下地の補修
- 下塗り
- 中塗り
- 上塗り
このうち、下地の補修はシーリングの段階でおこなっています。
もしシーリング以外で補修が必要なひび割れや破損部位がある場合は、一緒に補修しておくか、下塗りで対処します。
サイディング外壁の下塗り
※下塗りの様子です
厚みのあるサーフェーサーという塗料を塗ります。
サーフェーサーは、小さな傷やひび割れ程度なら目立たなくできる下塗り材です。
サイディング外壁の下塗り材でよく利用します。
サイディング外壁の中塗り
※中塗りの様子です
下塗りをしたら、次は中塗りです。
今回はブラウン系の色で塗装していきました。
中塗りの塗装作業は、2〜3人程度で半日程度で終わります。
ただし、乾燥するまでに最低3時間、たいていは半日〜1日はかかるため、天候に恵まれていなければすぐに上塗りをするとはいきません。
多くの場合、午前中に下塗りをして、昼休憩を挟んでから、乾いていたら午後に中塗りをするといった流れになるでしょう。
サイディング外壁の上塗り
※上塗りの様子です
最後は上塗り工程です。
上塗りでは中塗りと同じ塗料を使い、耐久性を向上させます。
上塗りは最後の塗装となるため、塗りムラがないよう気を遣って進めます。
それでも、熟練の職人2〜3人がおこなえば半日程度で完了するでしょう。
乾燥するまでに3時間〜1日はかかるため、それまではさわらないようにしてください。
他に塗装工事がなければ、上塗りが乾燥したら、養生を剥がします。
乾燥する前に養生を剥がすと、テープやビニルシートに付いている乾いた塗装の破片が、仕上がった外壁に付着するおそれがあります。
【宮崎県宮崎市】跡江にあるFRP防水のバルコニーの住宅でスレート屋根の塗装をしていきます
宮崎市の跡江にあるFRP防水のバルコニーの住宅で、スレート屋根の塗装をおこなっていきます。
スレートは、薄い板状の素材を重ねて屋根とする材料です。
今回塗装する住宅では劣化が非常に進んでおり、塗膜の剥がれや色あせが目立ちました。
スレート屋根の塗装には5つの工程があります。
- 下地補修の工程
- 下塗り工程
- 中塗り工程
- 上塗り工程
- 縁切り工程
外壁と一緒に高圧洗浄をしたら、屋根の補修作業があります。
割れていたり破損していたりする部分をパテやシーリングで埋める工程です。
補修作業が終わったら、次はいよいよ塗装です。
スレート屋根の下塗り段階
※下塗りの様子
最初の塗装は下塗りと呼ばれます。
透明な塗料を塗って、塗装の密着性を高めると同時に、下地の浸透性を低下させて仕上げに使う塗料が染み込まないようにします。
仕上げ塗料が下地に染み込んでしまうと、本来の機能が発揮されずに施工不良が起こりやすくなります。
下塗りが終わったら次は中塗り工程です。
※中塗りの様子
中塗りでは、仕上げ塗料を塗装していきます。
下塗り塗料のように透明ではなく、着色目的でおこなっていきます。
また、実質的な耐久性はこの中塗りと、次におこなう上塗りで保たれるため、塗りそこねがないように丁寧に塗装をしていきました。
スレート屋根の上塗り段階
※上塗りの様子
最後の工程、上塗りです。
上塗りは、中塗りと同じ仕上げ塗料を使います。
上塗りが終わったら縁切り作業です。
縁切りとは、スレート屋根の雨漏りを防ぐために必須の隙間を作り直す作業です。
雨漏り防止に必要な隙間は、塗装によって塗りつぶされてしまいます。
そのため、上塗り後にカッターやヘラで隙間をあけなおさなければいけません。
以上が、スレート屋根の塗装です。
【宮崎県宮崎市】月見ヶ丘にあるタイル&窯業サイデ ィング外壁の住宅で付帯部塗装を実施しました!
宮崎市の月見ヶ丘にあるタイル&窯業サイデ ィング外壁の住宅で付帯部の塗装作業を紹介していきます。
付帯部とは、外壁と屋根を除く細かい塗装部位をさします。
例としては、破風や軒天、雨戸、雨樋、シャッターなどです。
今回は写真付きで軒天塗装を紹介していきます。
軒天の塗装です!
※軒天を塗装した様子
軒天は基本的に白で塗装していきます。
理由は、天井ゆえに暗く見えるためで、少しでも明るい色に見せようと白で塗るのです。
軒天の塗装は外壁より先におこなうケースが多いです。
なぜなら、軒天の塗装時には重力に従って必ず塗料が飛散するため外壁が汚れるからです。
外壁面を先に塗る場合は、付近の外壁全体を養生する必要があるでしょう。
軒天以外にも雨樋や雨戸も塗装しています!
今回の写真では軒天しかありませんが、実際には雨樋や雨戸も塗装しています。
破風や雨樋、雨戸といった付帯部は、目立たないため塗装が必要なのではと思う人もいるかもしれません。
しかし、付帯部は外壁や屋根以上に劣化しやすく、放置すると腐食して内部の劣化につながります。
内部が劣化してしまうと最終的には雨漏りにつながるでしょう。
また、付帯部は部位ごとに使う塗料が異なります。
外壁と同じ塗料を使える場所もありますが、多くは木製や金属製といった外壁とは異なる素材のため塗装方法も変えなくてはいけないのです。
その分、外壁や屋根よりも1平方メートルあたりの単価が高くなることもあるでしょう。
それでも、雨漏りや劣化を防止するために付帯部は必ず塗装するようにしてください。
今回の工事以外にも宮崎市では多数の施工をおこなっています。
詳しくはただいま施工中にて紹介しています。
興味がある方はぜひご覧ください。
【宮崎県宮崎市】月見ヶ丘にあるタイル&窯業サイデ ィングの住宅で外壁塗装をおこないました!
宮崎市の月見ヶ丘にあるタイル&窯業サイデ ィングの住宅で外壁を塗装した工程を紹介していきます。
先日補修したシーリングが乾燥したため、塗装工程を進めていきます。
外壁の塗装には下塗り、中塗り、上塗りの3工程があります。
窯業系サイディング外壁を下塗り!
※下塗り作業の様子。白い部分が下塗り
まずは下塗りです。
白い塗料で厚塗りして傷や凹凸を補修しながらの塗装となります。
下塗りが不十分だとこの後の中塗りや上塗りが剥がれてしまうため、漏れなく塗っていきます。
なお、今回は外壁の下に屋根がついている2階部分があったため、先に外壁の塗装をしています。
屋根を先に塗装してしまうと、外壁の塗装時に屋根を汚してしまうおそれがあるからです。
窯業系のサイディング外壁を中塗り!
※外壁の中塗りの様子
下塗りを半日〜2日ほど乾燥させたら次は中塗りをおこないます。
中塗りも白系の塗料のため下塗りと見分けがつきにくいですが、実際に塗る際は光沢が違うため判断が付き、塗り忘れることはありません。
依頼主のご希望や業者によっては中塗りと上塗りで色を変えることがあります。
これは、下塗り、中塗り、上塗りの工程をすべておこなっているかを確認してもらうためです。
中塗りと上塗りは同じ塗料を使うため、もし中塗りをしなかったとしても施工後だと見分けがつきません。
このため中塗りの色を上塗りと変えることで、それぞれ塗ったかどうかを判別しやすくなるでしょう。
ただし、色分けする場合は手間がかかるため費用が高くなる場合も考えられます。
窯業系のサイディング外壁を上塗り!
下※外壁を上塗りしている様子
最後に上塗りをしたら外壁塗装の完了です。
次は付帯部を塗装していきます。
【宮崎県宮崎市】跡江にあるFRP防水のバルコニーの住宅で足場の設置とシーリングをしていきます
宮崎市の跡江にあるFRP防水のバルコニーの住宅で以下の工事をしていきます。
- 足場の設置
- 養生シート
- 高圧洗浄
- シーリング補修工事
- スレート屋根塗装
- 外壁の塗装
- 付帯部塗装
このうち、今回は足場設置と高圧洗浄、シーリングの補修工事をおこなっていきます。
足場と養生シートを設置しています
※足場を組んでいる様子
足場の設置には騒音が発生するため、工事前にはご近所さまへ挨拶回りをします。
挨拶もせずに勝手に工事を始めるとのちのち依頼主さまが近隣とのトラブルにあうおそれがあるため、事前の挨拶が重要となるのです。
挨拶が終わると、足場の設置を開始します。
足場の設置には1〜2日程度かかります。
足場を設置したらメッシュシートでおおい、塗料や水が飛散しないように対策します。
外壁の高圧洗浄をしています
※外壁の高圧洗浄をしている様子
メッシュシートで養生が完了したら、次は外壁と屋根の高圧洗浄です。
細かい隙間の汚れまで徹底的に除去して、塗装をしても剥がれないようにする作業です。
今回の住宅では汚れが目立っていたため、高圧洗浄するだけでもだいぶきれいになりました。
シーリングを補修しています
※外壁のシーリング補修の様子
洗浄後は、窓といった塗装しない部分をビニルシートやテープで養生して、シーリング補修です。
シーリング補修では既存のシーリング材をカッターで剥がし、両端をマスキングテープで保護してからプライマーという下塗りをします。
プライマー後は、新しい材料を充填し、ヘラでならしていきます。
最後に1日以上乾燥させたらシーリング補修工事の完了です。
乾燥させているあいだは外壁塗装ができないため、まずは屋根塗装をおこなっていきましょう。
次回はスレート屋根の塗装です。
【宮崎県宮崎市】本郷にある60坪のアパートで付帯部の塗装をしました!
宮崎市の本郷にある60坪のアパートで付帯部の塗装をした工事を紹介していきます。
付帯部とは、屋根と外壁以外の細かい部位のことです。
住宅の塗装は外壁と屋根ですべてだと思われがちですが、実際には付帯部もメンテナンスが必要です。
なぜなら、付帯部は外壁や屋根よりも劣化しやすく、メンテナンスを怠ると雨漏りや破損を引き起こすためです。
今回は、多くの住宅に存在する「軒天」の塗装状況を詳しく解説していきます。
軒天を塗装していきます!
※軒天を施工している様子
軒天とは、屋根の裏側にある天井です。
影で暗くなるため白系の明るい色の塗料を使うことが一般的です。
軒天の塗装は外壁よりも先におこないます。
理由は、外壁が軒天の下にあるからです。
塗装の原則として、高い場所から優先的に塗っていくといった考えかたがあります。
重力によって塗料が飛び散りやすいからです。
そのため、天井部分である軒天は、隣接している外壁より先に塗らなくてはいけません。
逆の手順で塗ってしまうと養生しないかぎり外壁が汚れてしまうでしょう。
破風や雨戸も塗装していきます!
今回は写真がありませんが、破風や雨戸も塗装しています。
破風とは、屋根が吹き飛ばないように側面に設置された板です。
雨戸は、台風や強風で窓ガラスが割れないように保護する防護板です。
いずれも付帯部として塗装するケースが多いため忘れずにメンテナンスしておきましょう。
以上で、屋根や外壁、付帯部の塗装が完了しました。
あとは仕上がりチェックをしてから足場を解体するだけです。
今回のような施工状況を知りたい場合はただいま施工中で公開していますのでぜひチェックしてみてください。
エスケーハウス株式会社では宮崎市や鹿児島市で多数の工事をしています。
【宮崎県宮崎市】月見ヶ丘にあるタイル&窯業サイデ ィングの住宅で屋根塗装をしました!
宮崎市の月見ヶ丘にあるタイル&窯業サイデ ィングの住宅で屋根を塗装する様子を紹介していきます。
今回塗装するのはスレートと呼ばれる屋根材です。
スレート屋根は主にセメントで作られた板状の素材で、低価格で高耐久という魅力があります。
このため日本の住宅では特に利用されています。
スレート屋根の工程には以下の3つがあります。
- 下塗り作業
- 中塗り作業
- 上塗り作業
それぞれどのような工事をしていくのでしょうか?
スレート屋根の下塗りです!
※光沢がある部分が下塗りをした場所
最初におこなうのは下塗り作業です。
下塗りでは「シーラー」と呼ばれる透明な材料を使って塗装します。
下塗りをしなければ屋根材と仕上げ塗料の接着力が不足してしまい、数年で塗装が剥がれてしまうでしょう。
意外と重要なのが下塗りの工程なのです。
スレート屋根の中塗りです!
※奥の色違いが中塗りをした場所
下塗り後は中塗りをおこなっていきます。
中塗りとは、仕上げ塗料を使った1回目の塗装工程です。
仕上げ塗料は2回塗ります。
なぜなら、1回だけだと十分な耐久性が確保できないためです。
1度に厚塗りすれば耐久性は確保できるかと思いきや、塗料には1回に塗れる厚さが決まっています。
それ以上の厚さを1度に塗ってしまうと塗りムラができたり逆にもろくなるおそれがあるでしょう。
スレート屋根の上塗りです!
※屋根の上塗りをしている様子
最後は仕上げ塗料の2回目です。
上塗りとも呼ばれます。
屋根の仕上がりを決める最後の塗装工程のため、塗りムラや塗り忘れに注意しながら丁寧に塗装していきます。
以上で屋根塗装の工程は完了です。
次は、シーリングが乾燥した後の外壁塗装の工程を紹介していきます。
【宮崎県宮崎市】大橋にある住宅でモルタル外壁をセミフロンマイルドで塗装した工事の付帯部塗装の段階
宮崎市の大橋にあるモルタル外壁の住宅で付帯部の塗装をおこないました。
付帯部には、屋根の側面にある「破風」や、屋根の雨水を下水まで誘導する「雨樋(あまどい)」、屋根の裏側にある天井の「軒天」などがあります。
今回は、付帯部のなかでも「軒天」の工事風景を画像つきで紹介していきます。
軒天の塗装段階
※軒天を塗装している様子
木製の軒天という珍しい住宅です。
軒天で使う塗料は基本的に外壁や屋根とは異なります。
理由は、材質が異なるからです。
外壁の場合は窯業系サイディングやモルタルが多く、屋根であればスレートや瓦が目立ちます。
いずれも軒天で使う材料ではないため、使う塗料が異なるのです。
今回の軒天は木製だったため、木部専用塗料で塗装しました。
破風や雨戸も塗装しています!
画像はありませんが、破風や雨戸も一緒に塗装しています。
付帯部は劣化して雨漏りにつながりやすいため、実は外壁や屋根以上に気を遣う必要があります。
外壁や屋根はメンテナンスをしてきれいになったけれど、付帯部が古いままで雨漏りが起こっては意味がありません。
住宅の塗装をする際は、付帯部もメンテナンスが必要かどうかを必ず業者に確認しましょう。
付帯部の塗装にかかる日数は2〜5日程度です。
塗り回数が2〜3回程度あるため、1日で終わることはほとんどありません。
もし1日で工事を終わらせようとしている業者がいたら注意してください。
また、雨の日は塗装が難しいため工期はさらにのびるでしょう。
以上が、宮崎市の大橋における住宅の塗装作業です。
付帯部の塗装が終わったら足場を解体して工事完了です。
もし、他にも宮崎市や鹿児島市の工事現場を見たい場合はただいま施工中から確認してみてください。
【宮崎県宮崎市】本郷にある60坪のアパートで外壁を塗り替えしました!
宮崎市の本郷にある60坪のアパートで外壁を塗装していきます。
スレート屋根同様に、下塗り、中塗り、上塗りの工程があります。
今回塗装するのは、日本の住宅でもっとも利用されている外壁材「窯業系サイディング」です。
窯業系サイディングとは、板状の外壁材で、軽量かつ安価で耐久性もあることから人気があります。
窯業系サイディング外壁を下塗りしています!
※下塗りの様子
まずは外壁の下塗り作業です。
下塗りでは下地と塗料の密着性を高めていきます。
サイディング外壁の場合は凹凸があるため、隙間にも塗料が入り込むよう、注意しながら塗装していきます。
もし塗り忘れがあると、将来的にその部分だけ剥がれてしまうからです。
窯業系サイディング外壁を中塗り・上塗りしています!
※上塗りの様子
今回は黄土色の塗料で中塗りと上塗りをおこなっていきます。
中塗りと上塗りは同じ塗料です。
中塗りで1回塗装して乾かし、上塗りでもう1回塗ることで意図的に2層にして耐久性を向上させているのです。
利用した塗料はエスケー化研の「エスケープレミアムシリコン」です。
最新型塗料である「ラジカル塗料」に分類され、従来のシリコン塗料に比べて耐久性が格段に向上しています。
今までは外壁塗料といえばシリコン塗料が一般的でしたが、今後はこのラジカル塗料が主流になると言われています。
そのくらい、コストパフォーマンスに優れた塗料なのです。
今回はアパートの塗装で172平方メートルと広めの面積だったため塗装工事には数日かかりました。
一般的な住宅で30坪程度の場合なら120平方メートル程度のため、塗装は2〜3日程度で終わるでしょう。
ただし、雨が降った場合は工期がのびてしまいます。