【宮崎県宮崎市】清武町池田台にある38坪の住宅で水性SDサーフエポで外壁を塗装します
宮崎市の清武町池田台にある38坪の住宅で水性SDサーフエポで外壁を塗装します
外壁のシーリング補修を完了したら、塗装で必要な残りの工程は以下の4つとなります。
- 下地調整
- 下塗り(今回は水性SDサーフエポ)
- 上塗り1回目(中塗り)
- 上塗り2回目(上塗り)
このうち、下塗り、上塗り1回目、上塗り2回目の様子を写真で解説していきます。
ご自宅の外壁塗装の際に参考にしてみてください。
外壁の下塗り作業をしていきます
※外壁の下塗りをしている様子です
外壁の白い部分が下塗りをしています。
下塗りには、エスケー化研株式会社の水性SDサーフエポを使いました。
水性SDサーフエポは、サイディングに適した厚みがある塗料で、小さな傷や凹凸であれば塗装と同時に補修ができます。
外壁の上塗り1回目(中塗り)の作業をしていきます
※外壁に上塗りの1回目を塗装している様子です
半日〜2日程度で下塗りが乾燥したら、上塗りの1回目をおこないます。
上塗りは、塗装の耐久性を決める重要な材料です。
外壁塗装の耐用年数は上塗りの種類で決まると言っても過言ではないでしょう。
外壁塗装で使う上塗りには主に3種類があります。
- シリコン塗料
- ラジカル塗料
- フッ素塗料
シリコン塗料は、現在の主流でコストパフォーマスンと信頼性に優れた塗料です。
ラジカル塗料は、新しく登場した塗料で、コストパフォーマンスが高いものの実績が少ないです。
フッ素塗料は、価格が高いものの耐用年数が3種類のなかでもっとも長く、メンテナンスの手間が少ないでしょう。
外壁の上塗り2回目(上塗り)の作業をしていきます
※外壁に上塗りの2回目を塗装している様子です
最後に上塗りの2回目をおこなって塗装が完了します。
【宮崎県宮崎市】清武町池田台北にある58坪の住宅で付帯部を塗装していきます
宮崎市の清武町池田台北にある58坪の住宅で付帯部を塗装していきます。
付帯部とは、外壁と屋根を除く細部です。
劣化を放置すると腐食や錆によって住宅の耐久性が低下したり雨漏りしたりするでしょう。
付帯部の例には以下があります。
- 軒天
- 破風
- 雨樋
- 雨樋
今回は付帯部のうち軒天や雨樋の塗装風景を写真で解説していきます。
自宅の付帯部を塗装する際にチェックしてみましょう。
軒天を塗装していきます
※軒天を塗装している様子です
屋根の裏側にある天井のうち、外壁より外側にある軒の部分が軒天です。
軒天は外壁や屋根よりも劣化しやすいため、10年に1度は塗り替えをしましょう。
塗り替えをしないで放置するとカビが生えたり腐食したりして雨漏りの原因となります。
軒天は白で塗装するケースが多いです。
なぜなら、天井部分のため光が当たりにくく、暗い色を塗装してしまうと見栄えが悪くなるためです。
雨樋を塗装していきます
※雨樋を塗装している様子です
雨樋は、屋根の雨水を地上に誘導する器具です。
屋根の雨水が外壁を伝って地面まで流れると、外壁材や基礎が劣化しやすくなります。
外壁材や基礎が劣化しやすくなると汚れによって見栄えが悪くなりやすいだけではなく、雨漏りのリスクも高まるでしょう。
雨樋は屋根の色に合わせて黒系で塗装していきました。
複雑な形状をしている部位のため、ローラーで塗装できないことが多いです。
今回もハケを使って塗装しています。
以上が、付帯部の塗装風景です。
外壁や屋根塗装については、他にも宮崎市周辺でエスケーハウス株式会社がおこなっている事例があります。
詳しい工事風景を確認したい方は、ただいま施工中からご確認いただけます。
ご自宅の外壁や屋根塗装を検討している方はぜひご覧ください。
【宮崎県宮崎市】大字恒久のアルミニウム製バルコニーがある住宅で付帯部を塗装しています
宮崎市の大字恒久にある瓦屋根とサイディング外壁の住宅で、付帯部の塗装をしていきます。
付帯部とは、外壁や屋根以外の細部のことです。
具体的な例としては以下があります。
- 破風
- 軒天
- 雨樋
- 雨戸
- シャッター
- 外構
今回は、付帯部のなかでも外壁や屋根と一緒に塗装しやすい「軒天」と「雨樋」、「雨戸」の3つを塗装していきます。
軒天の塗装
※軒天を塗装している様子
軒天とは、屋根の裏側にあたる天井のうち、外壁より外側に出ている部分です。
天井は暗くなるため多くの住宅で白系の色で塗装します。
今回のお宅では写真のように軒天に無数の穴が空いています。
この穴は、内部の湿気を逃して結露を防ぎ、建築材や軒天材の劣化を防止する役割があるのです。
雨樋の塗装
※雨樋を塗装している様子
雨樋は、屋根から落ちてくる雨を受け止めて下水まで流す役割があります。
屋根の側面についている受け皿のほか、屋根から地上までのびるパイプが含まれます。
雨樋がないと屋根の雨が外壁を流れて外壁材が劣化したり、高い場所から落ちた水滴が地面をえぐって歩きにくくなったりするおそれがあります。
雨樋の受け皿は屋根や外壁に合わせて黒系や茶色系で塗装するお宅が多いですが、今回は白で塗っています。
雨戸の塗装
※雨戸を塗装している様子
雨戸とは風や雨から窓を保護する板です。
細長い板が縦に並んでいてローラーでの塗装ができないため、ハケや吹き付けで塗ります。
雨戸が外せるのであれば、別の場所に運んでから吹き付け塗装をする場合もあります。
吹き付け塗装は周囲に塗料が飛散するため、雨戸を窓から外さずに吹き付けをするには徹底的な養生作業が必要で、時間と人件費がかかるためです。
他にも宮崎市の工事状況を見たい場合はただいま施工中から確認ができます。
【宮崎県宮崎市】清武町池田台にある38坪の住宅で窯業系サイディングのシーリングをします
宮崎市の清武町池田台にある38坪の住宅で窯業系サイディングのシーリングをしていきます。
シーリング補修の工程には以下があります。
- 既設シーリングの確認
- シーリング材を剥がす
- マスキングテープで養生
- プライマー(下塗り)を塗装
- シーリングの注入(充填)
- シーリング材のおさえこみ
- マスキングテープを剥がして仕上げ
以下では、シーリングの工程を画像で確認してみましょう。
既存のシーリングの状態を確認していきます
※シーリング補修前の様子です
最初にシーリングの劣化状況を確認します。
10年程度放置した外壁は、シーリングにひび割れや肉やせなどが発生します。
放置すると外壁材の腐食や雨漏りの原因となるため早めに補修が必要です。
補修するためにシーリングを剥がしていきます
※シーリングを剥がしている様子です
既設のシーリング材は劣化しているため、その上から補修しても内部からすぐにひび割れが起こってしまいます。
すでにあるシーリング材を剥がしてから新しい材料を充填しなくてはいけません。
手順としては、既設のシーリングを剥がしたあと、マスキングテープで両側を養生してから下塗り材(プライマー)を塗布します。
プライマーは新しいシーリング材が剥がれないよう密着性を高める役割があります。
プライマー塗布後はシーリングを充填し、ヘラで平らにしてからマスキングテープを剥がしていきます。
シーリング補修を完了しました
※シーリングを補修したあとの様子です
マスキングテープを剥がしたあとの仕上がりが上記の画像です。
施工直後では液体状になっているためさわってはいけません。
1〜3日ほど乾燥させたら塗装が可能となります。
シーリング材が乾燥するまでは塗装できませんので他の作業を進めていきます。
【宮崎県宮崎市】生目台西にある住宅で軒天を塗装していきます
宮崎市の生目台西にある住宅で付帯部である軒天を塗装していきます。
付帯部とは、外壁と屋根以外の部分です。
付帯部を塗装せずに放置するとカビによって見栄えが悪くなったり、金属であれば錆によって雨漏りしたりするおそれもあるでしょう。
今回塗装する軒天は、屋根の裏側にある天井部分のことです。
屋根の裏側のうち、室内にあるのは屋根裏、室外にある部分が軒天となります。
軒天の塗装風景を写真で確認し、ご自宅の塗装の際のお役に立ててください。
軒天を塗装していきます
※軒天を塗装している様子です
白色で軒天を塗装していきます。
多くの住宅では、軒天は白色を採用します。
なぜなら、天井部分である軒天は光が当たりにくく、暗い見た目になりやすいからです。
暗い天井は見栄えが悪くなるため、少しでも光を反射して明るく見えるように白色を使います。
軒天の穴の部分も塗装していきます
※通気を良くする穴の部分を塗装している様子です
軒天には、結露対策として通気孔となる穴が空いている場合があります。
こういった場合でも塗装に問題はありません。
よほど小さな穴であるか、業者の腕が悪いのでもなければ穴がふさがることはないからです。
軒天の広い面も塗装していきます
※軒天の広い面を塗装している様子です
軒天は、屋根の裏側以外にバルコニー床の裏側にもあります。
こういった部分は広い面となっているケースが多いため、塗りムラができないよう注意して塗装していきます。
以上が、宮崎市における外壁・屋根・付帯部塗装の紹介でした。
エスケーハウス株式会社では、宮崎市周辺で他にも多数の塗装工事をおこなっております。
ご自宅の塗装工事を検討する際はただいま施工中で他の工事状況もぜひご確認ください。
【宮崎県宮崎市】大字恒久のアルミニウム製バルコニーがある住宅でサイディング外壁の塗装をしていきます
今回は、宮崎市の大字恒久にある住宅で窯業系サイディング外壁の塗装をしていきます。
以前おこなったシーリング補修の材料が乾燥したため、いよいよ外壁の塗装ができます。
外壁の塗装も、屋根同様に3工程です。
今回のお宅では不規則な凹凸がある模様のため、塗りそこねがないよう丁寧に塗っていく必要があります。
各工程を画像つきで紹介していきましょう。
サイディング外壁の下塗り
※サイディング外壁を下塗りしている様子
最初は下塗りからおこないます。
窯業系サイディングに使う下塗り材は、厚塗り塗料が多いです。
厚塗りすることで小さな傷や凹凸模様まで塗りつぶせるため作業性が高く、工期を短縮して人件費や工事費を抑えられるのです。
サイディング外壁の中塗り
※サイディング外壁を中塗りしている様子
下塗りが乾燥したら中塗りです。
下塗りの乾燥には最低でも3〜4時間はかかります。
天候が悪かったり気温が低かったりすると1日かかる場合もあるでしょう。
なお、原則として中塗りと上塗りでは同じ塗料を使います。
サイディング外壁の上塗り
※サイディング外壁を上塗りしている様子
中塗りを完了したら上塗り工程です。
上記の写真は、中塗り写真とは塗装場所が異なるため色が違います。
まれに、中塗りや上塗りの塗料を薄めて使う悪徳業者がいます。
もともと、塗料は水やシンナーを5〜10%混ぜないと塗装不良が起こりやすいです。
しかし、20%をこえて希釈するような塗料は少なく、30%を超えると薄めすぎとなるでしょう。
薄めすぎた塗料は垂れやすくなり、色むらができたり耐久性が低下したりします。
塗装の知識がない人が悪徳業者を見抜くのは難しいですが、いきなり家に訪問してきて営業トークをするような業者は避けたほうがいいでしょう。
【宮崎県宮崎市】清武町池田台北にある58坪の住宅で外壁にエスケープレミアムシリコンを塗装していきます
宮崎市の清武町池田台北にある58坪の住宅で外壁にエスケープレミアムシリコンを塗装していきます。
足場を設置して高圧洗浄後、シーリング補修をしたら外壁の塗装で必要な残りの工程は以下の4つとなります。
- 下地処理
- 下塗り
- 上塗り1回目(中塗り)
- 上塗り2回目(上塗り)
工程ごとに画像つきで塗装の様子を解説していきます。
ご自宅の外壁の塗装をしたい場合に参考にしてみてください。
外壁の下地処理・下塗り作業をしていきます
※外壁を下塗りしている様子です
補修したシーリング材が乾燥したら外壁の塗装が可能となります。
まずは下塗り工程です。
下塗りでは、シーラーやサーフェーサーと呼ばれる材料を使います。
今回は透明で水のような質感のシーラーを使っていきました。
下塗り材には、このあと塗装する上塗り塗装を密着させる効果があります。
外壁の上塗り1回目(中塗り)の作業をしていきます
※外壁に上塗りの1回目を施工している様子です
下塗りが完了したら上塗りの1回目です。
中塗りとも呼ばれます。
上塗り1回目、2回目と言っているように、同じ塗料を2回塗る必要があります。
なぜなら、外壁塗装に使う塗料自体が2回塗りを前提として作られているからです。
1回で厚塗りをすればいいと考えるかもしれませんが、塗料には適切な塗装の厚みがあります。
2回塗りで2層の塗膜(塗装の膜)を作ることで耐久性を向上させているのです。
外壁の上塗り2回目(上塗り)の作業をしていきます
※外壁に上塗りの2回目を施工している様子です
最後は上塗りの2回目です。
外壁の上塗りが乾燥したら養生テープを剥がして細かい部位を清掃したら塗装が完了します。
ただ、屋根と外壁の塗装以外に、付帯部を塗装する場合はもうひと手順があります。
【宮崎県宮崎市】大字恒久のアルミニウム製バルコニーがある住宅で瓦屋根を塗装
今回は、宮崎市の大字恒久にある住宅で瓦屋根の塗装をしていきます。
塗装したのは赤い洋瓦の屋根です。
瓦屋根は材質によっては塗装不要な場合もあります。
主に、陶器瓦や粘土瓦と呼ばれる素材であれば塗装は不要です。
しかし、今回のようにセメントやコンクリートで作られている製品ですと塗装しなければ劣化が早くなってしまうでしょう。
ご自宅の瓦がセメントか、陶器かはひと目見ただけではわからないこともあります。
無料見積もりの際に、塗装が必要かどうかを業者にチェックしてもらうことをおすすめします。
セメント瓦の塗装は下塗り、中塗り、上塗りの3工程が基本です。
工程ごとに写真付きで詳しく解説していきます。
赤い瓦屋根の下塗り
※屋根を下塗りしている様子
濃い赤に見える部分が下塗りです。
下塗り材は透明なーシーラーを使います。
色が濃く見えているのは、濡れているためです。
下塗りをすることで、次工程である中塗りの塗料が密着して剥がれにくくなります。
赤い瓦屋根の中塗り
※屋根を中塗りしている様子
もとの屋根に近い赤色で塗装していきます。
中塗りと上塗りでは同じ塗料を使うのが基本です。
同じ塗料を2回塗ることで、塗膜の厚みを確保し、高い耐久性を発揮できるのです。
赤い瓦屋根の上塗り
※屋根を上塗りしている様子
最後は上塗り作業です。
ここまで来ると、もとの瓦屋根の色あせは完全に見えなくなり、光沢がある屋根を取り戻します。
実は、塗料の光沢は調節ができます。
ツヤの種類が最大で5種類あります。
ツヤありとツヤ消しのほか、3割・5割・7割だけツヤを消した塗料もあります。
塗料の種類によっては特定のツヤしかない場合もあるため、事前に確認しておきましょう。
【宮崎県宮崎市】清武町池田台北にある58坪の住宅で屋根にセミフロンルーフを塗装していきます
今回は、宮崎市の清武町池田台北にある58坪の住宅で屋根にセミフロンルーフを塗装していきます。
屋根の塗装工程には以下があります。
- 下地の補修・調整
- 下塗り
- 中塗り(仕上げ塗装1回目)
- 上塗り(仕上げ塗装2回目)
それぞれの工程を写真でチェックして、自宅の屋根塗装の参考にしてみてください。
屋根下地の補修・調整と下塗りをしていきます
※屋根の下塗りをしている様子です
外壁のシーリング作業を終えたら、シーリング材が乾くまでのあいだ屋根塗装をします。
屋根塗装では、最初に屋根の補修からしなくてはいけません。
キズやひび割れを放置したまま塗装をしても、雨漏りを防ぐことはできません。
劣化した部位を補修してから塗装をはじめます。
補修後は、下塗り作業から入ります。
下塗りは、次の仕上げ塗装を剥がれにくくするための接着剤の役割があります。
屋根の中塗り(仕上げ塗装1回目)をしていきます
※屋根の中塗りをしている様子です
下塗りが乾燥したら屋根を黒系の塗料で塗っていきます。
今回の屋根ではローラーが入らない隙間があったため、先にハケで塗装していきました。
画像の細かい縦線はハケで先に塗った場所です。
ハケで先に塗ったあとにローラーで全体を塗装することで塗りムラ防止にもなります。
屋根の上塗り(仕上げ塗装2回目)をしていきます
※屋根の上塗りをしている様子です
中塗りが乾燥したら最後は上塗りです。
中塗りと上塗りでは同じ塗料を使います。
1つの塗料を2回塗る理由は、耐久性を保つためです。
1度だけしか塗装しなかった場合、塗装の耐久性が不足して本来の耐用年数を発揮できなくなります。
屋根塗装をする際は、必ず仕上げ塗料は2回以上塗らなくてはいけません。
【宮崎県宮崎市】生目台西にある住宅で123平方メートルの外壁を塗装していきます
宮崎市の生目台西にある住宅で123平方メートルの外壁を塗装していきます。
シーリング補修と屋根塗装まで完了したら、次はサイディング外壁の塗り替えをおこなっていきます。
サイディング外壁の塗装方法も屋根と同じく以下となります。
- 下地処理作業
- 下塗り作業
- 上塗り1回目(中塗り作業)
- 上塗り2回目(上塗り作業)
各工程の詳しい様子を写真で紹介していきます。
サイディング外壁は日本の住宅ではもっともシェア率が高いため、ご自宅の塗装の際の参考にしてみてください。
外壁の下地処理と下塗りを進めていきます
※外壁を下塗りしている様子です
サイディング外壁を白くて厚みがある下塗り材で塗装していきます。
サーフェーサーと呼ばれる下塗り材で、小さなキズや凹凸であれば下塗りの段階で隠してくれる、サイディングに適した種類です。
外壁の仕上げ塗装1回目をしていきます
※外壁に仕上げ塗装の1回目を施工している様子です
黄色がかった部分が仕上げ塗装の1回目です。
サイディングは凹凸が目立つ外壁材のため、隙間の塗り忘れがないよう丁寧に塗装していきます。
外壁の仕上げ塗装2回目をしていきます
※外壁に仕上げ塗装の2回目を施工している様子です
仕上げ塗装の2回目は、1回目と同じ塗料を使います。
このため仕上げを1回しか塗らない場合でも依頼者が気づくのは難しいでしょう。
塗った回数がわからないからと、塗装回数を減らして材料費や人件費を削減しようとする悪徳業者もいます。
対策として、工程ごとに写真撮影をしてもらうのがよいでしょう。
自宅にいて確認できるのであれば目視でチェックしても構いません。
1回目と2回目の塗料の色を変える方法もありますが、変色や質の劣化を招くことがあるため必ずしも良い方法とは言えません。
【宮崎県宮崎市】生目台西にある住宅で116平方メートルの屋根を塗装していきます
宮崎市の生目台西にある住宅で116平方メートルの屋根を塗装していきます
屋根の塗装工程には以下があります。
- 下地の補修・調整
- 下塗り作業
- 中塗り作業(仕上げ塗装1回目)
- 上塗り作業(仕上げ塗装2回目)
下塗りから上塗りまでの各工程の様子を写真で確認していきましょう。
ご自宅の屋根を塗装する際の役に立ちます。
屋根の補修と下塗りを進めていきます
※屋根の下塗りをしている様子です
割れている部分の補修を済ませたら、下塗りをしていきます。
下塗りとは、仕上げ塗装をする前段階で、塗料の付着性を高める効果があります。
透明で水のように流れやすい下塗り材を塗装していきます。
屋根の中塗り作業をしていきます
※屋根の中塗りをしている様子です
グレー系の色で仕上げ塗装の1回目を進めていきます。
中塗りと上塗りでは原則として同じ塗料を使います。
一般的なシリコンやフッ素塗料で中塗りと上塗りの塗料が異なる場合は業者に事情を確認したほうが良いでしょう。
中塗りと上塗りは耐久性を高めるために2回塗りをするため、異なる塗料を1回ずつ塗装する工法だと塗料本来の役割が発揮されないおそれがあります。
同じ商品で2層の塗膜を作るからこそ塗料本来の性能が発揮できるのです。
屋根の上塗り作業をしていきます
※屋根の上塗りをしている様子です
最後は仕上げ塗装の2回目です。
基本的に屋根の塗装は下塗り、中塗り、上塗りの3回で成り立っています。
ただし、遮熱塗料のように特殊な性能がある場合は4回塗りや5回塗りするケースもまれにあります。
ここまでが屋根塗装の工程です。
屋根を塗装しているあいだに外壁のシーリングが乾燥しますので、次回の工程では外壁の塗装を紹介していきます。
【宮崎県宮崎市】清武町池田台北にある58坪の住宅で177平方メートルの外壁にシーリングを施工していきます
宮崎市の清武町池田台北にある58坪の住宅でシーリングを補修していきます。
シーリング交換の工程には以下があります。
- シーリングの劣化状況の確認
- 既存のシーリング剥がし
- マスキングテープで養生
- プライマー塗装
- シーリング充填
- おさえこみ
- マスキングテープを剥がして完成
以下では、一部の工程を写真で確認してみましょう。
シーリングの状態を確認していきます
※シーリング補修前の様子です
高圧洗浄が終わったら、まずはシーリングの劣化状況の確認をします。
ほとんど劣化がない場合は簡単な補修で済むこともありますが、外壁の場合は10年ごとに塗り替えすることが多いため、シーリングも劣化が進んでいます。
多くの場合、既存のシーリングを剥がしてから再注入する必要があるでしょう。
シーリングを剥がしてプライマーを塗装していきます
※シーリングを剥がしてプライマーを塗装している様子
シーリングを剥がしたら内部が見えます。
この状態で放置すると外壁内部に雨水が侵入してしまうため、天候が良い日に補修をおこないます。
シーリングを剥がした場所にすぐ新しい材料を注入すると剥がれやすくなります。
このため、剥がした場所はマスキングテープで養生したあと、プライマーと呼ばれる下塗り材を塗装します。
シーリング補修を完了しました!
※シーリングを充填してならし、補修完了した様子
プライマーを塗装したらシーリング材を注入します。
注入しただけだと凹凸があるため、ヘラでならしていきます。
ヘラでならしたら、シーリング材が乾燥する前にマスキングテープを剥がして完成です。
補修したシーリングは、塗装できるほど乾燥するまでに1〜3日はかかります。
乾燥する前にさわってしまうと塗装後に劣化しやすくなるため近づかないように注意しましょう。