【宮崎県宮崎市】生目台西にある住宅で123平方メートルの外壁を塗装するために足場を設置します
宮崎市の生目台西にある住宅で123平方メートルの外壁を塗装するために足場を設置します。
おこなう工程は以下のとおりです。
- 仮設足場の設置
- メッシュシートで養生
- 屋根と外壁の高圧洗浄作業
- シーリングの補修作業
- 屋根の塗装作業
- 外壁の塗装作業
このうち、今回は足場とシート養生、高圧洗浄を紹介していきます。
住宅に仮設足場を設置していきます!
※住宅で仮設足場を組んでいる様子です
高所での作業をする際は、足場の設置が義務付けられています。
このため、外壁や屋根の塗装では仮設足場を設置します。
ときおり、足場を設置しないほうが塗装費用が安くなると語る業者がいますが、実際には足場が無いと安全性だけではなく作業効率も低下するため工期が長くなり、人件費の増加によって塗装工事の費用が増えると考えられます。
外壁塗装における1人あたりの1日の人件費は2万円程度です。
2人で作業する場合、工期が5日延びるだけで足場の費用を超えてしまうでしょう。
また、足場を使わない塗装工事だと上下左右から塗装部位を確認することが難しく、塗りムラや塗り忘れが起こりやすいでしょう。
仮設足場にメッシュシートを張っていきます
※足場をメッシュシートで養生している様子です
足場を設置したらメッシュシートで養生していきます。
これにより、高圧洗浄時の水の飛散や、塗料の飛び散りを防止できます。
施工時には必ずシートを取り付けますが、台風のような強風時にはメッシュシートが風を受けて足場が倒壊する危険があるため、一時的にシートを剥がし、工事再開の際につけ直すこともあります。
屋根と外壁の高圧洗浄をしていきます!
※屋根を高圧洗浄している様子です
屋根や外壁を洗浄して、塗装が付着しやすい下地を作ります。
汚れがついたまま塗装をすると塗膜がすぐに剥がれてしまうでしょう。
【宮崎県宮崎市】生目台西にある住宅で123平方メートルの外壁にシーリングをしていきます
宮崎市の生目台西にある住宅で123平方メートルの外壁にシーリングをしていきます。
シーリング補修の工程には以下の手順が必要です。
- シーリングの劣化状況を確認する
- 既存のシーリングを剥がす
- マスキングテープで養生する
- プライマーを塗布する
- シーリングを充填する
- シーリングのおさえこみをする
- マスキングテープを剥がして乾燥させる
今回は、一部の工程を写真で確認していきましょう。
外壁のシーリングの状態を確認していきます
※外壁の既存シーリングの様子です
現場をチェックすると、シーリングが剥がれ始めていました。
シーリング剥がれを放置するとさらに劣化してやがて外壁材の隙間が丸見えとなるでしょう。
目地が丸見えの状態で雨を受けてしまうと外壁材の内側に雨が入り込み、内部を腐食させたり雨漏りを引き起こしたりするおそれがあります。
シーリングを剥がして補修作業を進めていきます
※シーリングを剥がしている様子です
今回の場合、もとのシーリング材の劣化が激しいため、新しいシーリング材に交換する必要があります。
まずはカッターで古いシーリング材を剥がしていきます。
剥がした部位にプライマーを塗装してシーリング材を充填していきます
※シーリングを充填している様子です
シーリングを剥がした部位にマスキングテープを貼り、プライマーと呼ばれる下塗りを塗布したら新しいシーリング材を充填します。
充填したシーリング材をならす作業です
※充填したシーリング材をヘラで平らにしていく様子です
充填したシーリングは波打っているため、へらで平らにしていきます。
シーリング補修が完了しました!
※シーリング完了時の様子です
マスキングテープを剥がして乾燥させたら新しいシーリングの完成です。
【宮崎県宮崎市】生目台西にある住宅で116平方メートルの屋根を塗装していきます
宮崎市の生目台西にある住宅で116平方メートルの屋根を塗装していきます
屋根の塗装工程には以下があります。
- 下地の補修・調整
- 下塗り作業
- 中塗り作業(仕上げ塗装1回目)
- 上塗り作業(仕上げ塗装2回目)
下塗りから上塗りまでの各工程の様子を写真で確認していきましょう。
ご自宅の屋根を塗装する際の役に立ちます。
屋根の補修と下塗りを進めていきます
※屋根の下塗りをしている様子です
割れている部分の補修を済ませたら、下塗りをしていきます。
下塗りとは、仕上げ塗装をする前段階で、塗料の付着性を高める効果があります。
透明で水のように流れやすい下塗り材を塗装していきます。
屋根の中塗り作業をしていきます
※屋根の中塗りをしている様子です
グレー系の色で仕上げ塗装の1回目を進めていきます。
中塗りと上塗りでは原則として同じ塗料を使います。
一般的なシリコンやフッ素塗料で中塗りと上塗りの塗料が異なる場合は業者に事情を確認したほうが良いでしょう。
中塗りと上塗りは耐久性を高めるために2回塗りをするため、異なる塗料を1回ずつ塗装する工法だと塗料本来の役割が発揮されないおそれがあります。
同じ商品で2層の塗膜を作るからこそ塗料本来の性能が発揮できるのです。
屋根の上塗り作業をしていきます
※屋根の上塗りをしている様子です
最後は仕上げ塗装の2回目です。
基本的に屋根の塗装は下塗り、中塗り、上塗りの3回で成り立っています。
ただし、遮熱塗料のように特殊な性能がある場合は4回塗りや5回塗りするケースもまれにあります。
ここまでが屋根塗装の工程です。
屋根を塗装しているあいだに外壁のシーリングが乾燥しますので、次回の工程では外壁の塗装を紹介していきます。
【宮崎県宮崎市】生目台西にある住宅で123平方メートルの外壁を塗装していきます
宮崎市の生目台西にある住宅で123平方メートルの外壁を塗装していきます。
シーリング補修と屋根塗装まで完了したら、次はサイディング外壁の塗り替えをおこなっていきます。
サイディング外壁の塗装方法も屋根と同じく以下となります。
- 下地処理作業
- 下塗り作業
- 上塗り1回目(中塗り作業)
- 上塗り2回目(上塗り作業)
各工程の詳しい様子を写真で紹介していきます。
サイディング外壁は日本の住宅ではもっともシェア率が高いため、ご自宅の塗装の際の参考にしてみてください。
外壁の下地処理と下塗りを進めていきます
※外壁を下塗りしている様子です
サイディング外壁を白くて厚みがある下塗り材で塗装していきます。
サーフェーサーと呼ばれる下塗り材で、小さなキズや凹凸であれば下塗りの段階で隠してくれる、サイディングに適した種類です。
外壁の仕上げ塗装1回目をしていきます
※外壁に仕上げ塗装の1回目を施工している様子です
黄色がかった部分が仕上げ塗装の1回目です。
サイディングは凹凸が目立つ外壁材のため、隙間の塗り忘れがないよう丁寧に塗装していきます。
外壁の仕上げ塗装2回目をしていきます
※外壁に仕上げ塗装の2回目を施工している様子です
仕上げ塗装の2回目は、1回目と同じ塗料を使います。
このため仕上げを1回しか塗らない場合でも依頼者が気づくのは難しいでしょう。
塗った回数がわからないからと、塗装回数を減らして材料費や人件費を削減しようとする悪徳業者もいます。
対策として、工程ごとに写真撮影をしてもらうのがよいでしょう。
自宅にいて確認できるのであれば目視でチェックしても構いません。
1回目と2回目の塗料の色を変える方法もありますが、変色や質の劣化を招くことがあるため必ずしも良い方法とは言えません。
【宮崎県宮崎市】生目台西にある住宅で軒天を塗装していきます
宮崎市の生目台西にある住宅で付帯部である軒天を塗装していきます。
付帯部とは、外壁と屋根以外の部分です。
付帯部を塗装せずに放置するとカビによって見栄えが悪くなったり、金属であれば錆によって雨漏りしたりするおそれもあるでしょう。
今回塗装する軒天は、屋根の裏側にある天井部分のことです。
屋根の裏側のうち、室内にあるのは屋根裏、室外にある部分が軒天となります。
軒天の塗装風景を写真で確認し、ご自宅の塗装の際のお役に立ててください。
軒天を塗装していきます
※軒天を塗装している様子です
白色で軒天を塗装していきます。
多くの住宅では、軒天は白色を採用します。
なぜなら、天井部分である軒天は光が当たりにくく、暗い見た目になりやすいからです。
暗い天井は見栄えが悪くなるため、少しでも光を反射して明るく見えるように白色を使います。
軒天の穴の部分も塗装していきます
※通気を良くする穴の部分を塗装している様子です
軒天には、結露対策として通気孔となる穴が空いている場合があります。
こういった場合でも塗装に問題はありません。
よほど小さな穴であるか、業者の腕が悪いのでもなければ穴がふさがることはないからです。
軒天の広い面も塗装していきます
※軒天の広い面を塗装している様子です
軒天は、屋根の裏側以外にバルコニー床の裏側にもあります。
こういった部分は広い面となっているケースが多いため、塗りムラができないよう注意して塗装していきます。
以上が、宮崎市における外壁・屋根・付帯部塗装の紹介でした。
エスケーハウス株式会社では、宮崎市周辺で他にも多数の塗装工事をおこなっております。
ご自宅の塗装工事を検討する際はただいま施工中で他の工事状況もぜひご確認ください。