【宮崎県宮崎市】島之内でセメント瓦屋根の高圧洗浄を行いました!
宮崎市の島之内にある45坪のお家で、以下の工事を行いました。
- 住宅の屋根塗装
- 車庫の屋根塗装
このうち、今回は下地処理として高圧洗浄を行っていきました。
屋根工事のために仮設足場を設置
※施工前の屋根の状況です。
屋根だけの工事だとしても足場の設置が必要です。
「屋根だけならハシゴの設置で十分では?」と考える人もいるかも知れません。
しかし、屋根には側面の塗装も含まれるため、ハシゴでは安全性と作業性が確保できません。
側面の塗装がない場合でも、屋根に上るために足場が必要な場合もあります。
安全性と作業性が低下すると工事が進みにくくなり、工期が延びてしまうでしょう。
工期が延びれば人件費がかかるため、工事費用が増えてしまいます。
屋根だけの工事でも基本的には足場は必要なのです。
住宅の屋根に登って高圧洗浄を実施
全部で170平方メートルもある屋根を高圧洗浄機で洗っていきます。
今回のお家の屋根は汚れや劣化が目に見えて発生していました。
洗浄しないで塗装をすると、新しい塗料がすぐに剥がれてしまうため、屋根に付着している汚れや古い塗装を念入りに剥がしていきます。
カビが生えている場合はバイオ洗浄を実施する場合もあります。
バイオ洗浄とは、薬品を使って屋根のカビを効果的に除去する工法です。
繁殖予防の効果も期待できるため、コケやカビが広範囲で発生している屋根で活用できます。
洗浄後は、劣化状況に応じてコーキングやパテで補修を行います。
なお、屋根で雨漏りが発生している場合は高圧洗浄をすると室内に水が漏れるおそれがあります。
屋根の塗装作業では雨漏りは改善しませんので、洗浄作業より前に必ず雨漏りの修理を行いましょう。
高圧洗浄が終わったら次は屋根の下塗りを行います。
【宮崎県宮崎市】島之内でセメント瓦屋根をチャコールグレーに塗装しました!
高圧洗浄や補修が終わったら、屋根の塗装作業です。
屋根の塗装では以下の3つの作業を行います。
- 下塗り
- 中塗り
- 上塗り
それぞれの作業を細かく見ていきましょう。
セメント瓦の屋根に下塗りを実施
写真がややぼやけてしまっていますが、透明の下塗り材を屋根に塗っている場面です。
下塗りは、中塗りと上塗りの密着性を高めて塗装全体を剥がれにくくする役割があります。
利用した塗料はKFケミカル株式会社の下塗り塗料「KFマイルドシーラー2」です。
仕上げ塗料に使う「セミフロンルーフ」に対応した下塗り材です。
今回の工事では、お家以外に車庫の塗装も行っています。
車庫の下塗り後は以下のようになりました。
透明な塗料のため、乾燥してしまうと変化はないように感じられます。
しかし、屋根表面の接着力が下塗り塗料によって強化されています。
チャコールグレーカラーで中塗りと上塗りを実施
※中塗り
屋根を「セミフロンルーフ」のチャコールグレーで塗装していきます。
チャコールグレーは黒に近いグレーです。
ダークグレーと呼ばれることもある色です。
※上塗り
光の加減で明るく見えますが、上塗りもチャコールグレーを利用しています。
中塗りと上塗りは、屋根を保護する塗膜の耐久性を確保するためと、美観性を保つために行います。
基本的に中塗りと上塗りは同じ塗料を使います。
「同じ塗料を使うなら1回でまとめて塗ればいいのでは」と考える人もいるでしょう。
しかし、塗料は1度に塗れる厚みが決まっています。
厚く塗りすぎると色ムラや施工不良が起こり、耐久性が低下することもあるのです。
中塗りを塗ってから1度乾燥させて上塗りを重ね塗りすることで屋根の塗装は耐久性を高められます。
車庫も同じくチャコールグレーで塗装しています。
同じ色でも光の当たり方によって艶があったり明るくみえたりします。
色を決める際には、塗装後に「イメージが違う」とならないよう、明るい場所と暗い場所の両方でカラーチェックすることをおすすめします。
エスケーハウスでは屋根以外に外壁や付帯部の塗装も行っています。
宮崎市での他の工事状況をチェックするならただいま施工中で紹介しているため、確認してみてください。