【宮崎県宮崎市】太田で42坪ある窯業系サイディング住宅の下地処理を行いました!
宮崎市の太田にある42坪のお家で、以下の工事を行いました。
- 足場の設置や下地処理
- 窯業系サイディング外壁の塗装
- 屋根塗装
- 破風や雨樋など付帯部の塗装
このうち、今回は足場の設置と外壁や屋根の高圧洗浄を行いました。
住宅の周辺に仮設足場を設置
外壁と屋根を塗装するために、最初に住宅周辺に足場を設置します。
足場を設置したら、水しぶきや塗料が隣家に飛散しないようメッシューシートを張りました。
足場がないと職人の安全性だけではなく作業の効率も低下します。
作業性が落ちると工期が延びて人件費が高騰しますので、費用を節約するうえでも仮設足場の設置は必要なのです。
足場を設置したら外壁や屋根の洗浄作業に入ります。
外壁と屋根の高圧洗浄を実施
屋根の高圧洗浄をしていきます。
高圧洗浄とは、外壁や屋根の汚れや塗装剥がれを落として、新しい塗料が付着しやすいようにする工程です。
洗浄をしないと汚れや塗装剥がれのうえから新しい塗料を塗ることとなり、密着性が落ちて数年で剥がれてしまうでしょう。
しつこいカビが生えている場合はバイオ洗浄をしています。
バイオ洗浄は、薬品を使って屋根のカビを効果的に除去する手法で、こびりついたコケやカビに有効です。
洗浄は小さな隙間までしっかりと行います。
屋根が終わったら外壁の洗浄も行っていきます。
洗浄機械の先端を外壁に可能な限り近づけて作業を行います。
先端が外壁から離れてしまうと圧力が低下して汚れが十分に落とせないからです。
洗浄後は、劣化状況に応じてコーキングやパテで補修を行いました。
洗浄作業が終わったら、屋根の塗装を行います。
【宮崎県宮崎市】太田で42坪ある住宅の屋根をセミフロンルーフ(スレートブラック)で塗装しました!
足場の設置と高圧洗浄、下地補修が終わったら屋根塗装をしていきます。
外壁よりも先に屋根を塗装する理由は、塗料が重力で落下して壁を汚さないようにするためです。
必ずしも屋根が先とは限りませんが、屋根と外壁が近い場合は外壁の養生作業が必要となるため手間と時間がかかります。
工事費用を抑えるためには効率の良さを求められるため、外壁よりも屋根から塗装する場合が多いです。
屋根の塗装には基本的に3つの工程があります。
- 下塗り
- 中塗り
- 上塗り
耐久性を高めるためにいずれも欠かせない作業です。
屋根の下塗り
まずは屋根を下塗りしていきます。
下塗りに使った塗料はKFケミカル株式会社が販売する透明な塗料「KFマイルドシーラー」です。
中塗りと上塗りで使う「セミフロンルーフ」の性能を高める下塗り塗料です。
下塗りをすることで中塗り塗料との密着性が上がり、剥がれにくさが向上します。
屋根の中塗り(仕上げ1回目)
下塗り後は「セミフロンルーフ」というKFケミカル株式会社の仕上げ塗料で中塗りを行っていきました。
色は「スレートブラック」で、黒に近いです。
今回のお家の屋根は凹凸が多いため、小さな隙間も漏れなく塗装していきます。
中塗りは基本的に上塗りと同じ塗料を使うため仕上げ1回目と呼ばれることもあるでしょう。
屋根の上塗り(仕上げ2回目)
中塗りが終わったら、最後の仕上げとなる上塗りです。
塗りムラがないよう丁寧に塗っていきます。
光の具合で少し明るく見えますが、中塗りと同じ「セミフロンルーフ」を使っています。
同じ塗料を2回も塗る理由は、耐久性を上げるためです。
1回だけの塗装だと耐用年数が数年しかありませんが、2回塗ることで仕上げ塗装が2層となり、高い耐久性を実現できます。
以上の工程が屋根塗装です。
次は外壁の塗装作業に移ります。
【宮崎県宮崎市】太田にある42坪の住宅でサイディング外壁の塗装を行いました!
今回は外壁の塗装を行いました。
外壁も屋根塗装と同じく以下の3工程で行います。
- 下塗り
- 中塗り
- 上塗り
今回のお家では、エスケー化研株式会社の塗料「エスケープレミアムシリコン」を使って、外壁を濃いブラウンに塗り替えしました。
外壁の下塗り
外壁を白い下塗り塗料で塗っていきます。
使った塗料はエスケー化研株式会社の「水性SDサーフエポ」です。
厚みがあるサーフェーサーと呼ばれる下塗り塗料で、サイディングに適した人気商品です。
外壁の中塗り(仕上げ1回目)
下塗りで真っ白になった外壁を、エスケー化研株式会社の「エスケープレミアムシリコン」で塗装していきます。
「エスケープレミアムシリコン」はラジカル塗料とも呼ばれる最新の技術を利用した商品です。
ラジカル塗料とは、サイディング外壁の塗装で主流のシリコン塗料よりも耐用年数が飛躍的に向上するうえ、価格はほとんど変わらないというコストパフォーマンスに優れた種類です。
まずハケで目地を塗ってからローラーで広い面を塗装します。
こうすることで塗りそこねを防ぎやすくなります。
外壁の上塗り(仕上げ2回目)
中塗りが終わったら最後の仕上げです。
少し明るく見えますが、上塗りは、中塗りと同じ「エスケープレミアムシリコン」を使っています。
乾燥すると色が暗くなるため、塗装作業中だとこのように色の見え方に違いが生まれます。
塗装直後と乾燥後だと見える色が違うため、外壁の色を決める際には塗料が完全に乾いた状態の見本で確認する必要があるのです。
ここまでが宮崎市太田のお家における屋根・外壁塗装の工程です。
外壁と屋根の塗装が終わったので工事終了かと思いきや、もうひとつ工程が残っています。
最後に行うのが、破風や雨樋といった「付帯部」の塗装です。
【宮崎県宮崎市】太田で42坪ある窯業系サイディング住宅の破風や軒天・雨樋塗装を行いました!
屋根と外壁の塗装が完了したら付帯部を塗装していきます。
付帯部とは、外壁や屋根の大きな面を除く「軒天」や「雨樋」など細かい部分です。
今回のお家で紹介する付帯部塗装は以下となります。
- 「軒天」屋根の裏側や、2階バルコニーの下にあたる1階の天井部分など
- 「雨樋」屋根の雨を地上まで誘導するための受け皿やパイプ
それぞれの仕上がりを確認していきましょう。
軒天の塗装
軒天も外壁や屋根同様に3回塗りをしていきます。
軒天は雨が浸透しやすい部位で、塗装することで劣化を防止しています。
塗装することで雨漏りといったトラブルを軽減できるでしょう。
基本的に軒天は白で塗ることが多いです。
天井の色は影で暗く見えやすいため、明るく塗ったほうが見栄えが良いからです。
特にこだわりがなければ軒天は白をおすすめしています。
雨樋の塗装
軒天と並んで代表的な付帯部が雨樋です。
雨樋は屋根の雨水が外壁に流れないようにするために重要な役割があります。
もし雨樋がなければ外壁を雨水が大量に流れてしまい劣化が早まってメンテナンス費用がかさむでしょう。
雨樋も軒天と同じく白で仕上げています。
他にも、画像はありませんが破風や雨戸といった部位を塗装しています。
付帯部は外壁や屋根をメンテナンスするタイミングで塗装することがおすすめです。
なぜなら、付帯部の塗装には高所作業が多く、足場が必要だからです。
足場費用は10〜20万円程度かかるため、付帯部だけのために設置するにはコストパフォーマンスが悪いでしょう。
外壁や屋根はもちろんのこと、付帯部まで徹底的に塗装したい場合はエスケーハウスが懇切丁寧に仕上げさせていただきます。
住宅のメンテナンスでお悩みの方はぜひご相談ください。
宮崎市での他の住宅塗装を知りたい場合はただいま施工中でも紹介しているため、ぜひチェックしてみましょう。