【宮崎県西都市】岩爪でシーリング剥がしと修復作業を行いました!
西都市の岩爪にある66坪のお家で、以下の工事を行いました。
- シーリング剥がしと補修作業
- コロニアル屋根を「セミフロンルーフ」で塗装
- サイディング外壁を「エスケープレミアムシリコン」で塗装
- 雨樋や軒天などの塗装
まずは足場の設置やメッシュ養生、シーリング補修を行っていきます。
足場の設置とメッシュ養生
屋根と外壁の塗装工事では、最初に足場を設置してメッシュシートで全体を覆います。
覆ったら高圧洗浄をして屋根と外壁の汚れを落としていきました。
高圧洗浄をしないと屋根や外壁の汚れによって新しい塗装が短期間で剥がれてしまいます。
足場の設置と養生、高圧洗浄には2〜4日程度がかかります。
外壁のシーリング補修
サイディング外壁の目地にある劣化したシーリングをカッターで取り除いていきます。
シーリングとは、目地にあるゴム状の素材です。
外壁材が受ける衝撃を吸収したり、雨漏りを防止したりする役目があります。
古いシーリングをカッターで除去した後は目地をマスキングテープで養生します。
マスキングテープを貼らないとシーリングを充填した際に溢れ出してサイディングボードを汚してしまいます。
マスキングを貼ったら、目地にプライマーを塗装します。
プライマーとはシーリングを密着させる下塗り材です。
シーリングが剥がれないようにする役割があります。
プライマーをほどこしたら、いよいよシーリングの充填です。
充填作業はシーリングガンと呼ばれる道具でシーリング材を押し出します。
シーリングは乾燥するまでは液体状のため、充填時には凹凸があります。
そのため、充填したシーリングをヘラによって平らにしていきました。
シーリングは乾燥するまでに1日以上かかります。
その間に、屋根塗装を行っていきましょう。
【宮崎県西都市】岩爪でコロニアル屋根を「セミフロンルーフ」のスレートブラックカラーで塗装しました!
今回は屋根塗装を行っていきます。
塗装する屋根材はコロニアルです。
「スレート」「カラーベスト」とも呼ばれるケイミュー株式会社の人気商品です。
コロニアルの屋根塗装では以下の3つの工程を行います。
- 下塗り
- 中塗り
- 上塗り
それぞれの工程を写真と一緒にチェックしていきましょう。
コロニアル屋根を「マイルドシーラー」で下塗り
下塗りはエスケー化研株式会社の「マイルドシーラー」を使っています。
透明な塗料で、仕上げ塗料との付着性を高めて耐候性能をアップさせてくれます。
なお、屋根塗装をする前に高圧洗浄をして汚れを落としています。
汚れを落とさないと、せっかく塗装しても剥がれやすくなるからです。
コロニアル屋根を「セミフロンルーフ」で中塗り
下塗りをしたらKFケミカル株式会社の「セミフロンルーフ」で中塗りをしていきます。
狭い隙間を先にハケで塗装してから広い面をローラー塗装しました。
色は「スレートブラック」です。
グレーに近い黒色といった印象の屋根となります。
コロニアル屋根を「セミフロンルーフ」で上塗り
上塗りも、中塗り同様に「セミフロンルーフ」を使います。
中塗りと上塗りで同じ塗料を使う理由は、耐久性が向上するからです。
1度に厚塗りをしてしまうと乾燥不良を起こすなどで剥がれやすくなるでしょう。
また、中塗りに上塗りを重ね塗りする際は、乾燥させるために半日〜1日は放置する必要があります。
乾燥する前に塗り重ねてしまうとムラができやすくなるでしょう。
天候が良くて気温が高ければ数時間で乾燥する場合もありますが、基本的には半日以上の間隔をあけて塗装を行います。
ここまでが屋根の塗装です。
屋根塗装が終わる頃にはシーリングが乾燥しているため、次は外壁の塗装を行っていきましょう。
【宮崎県西都市】岩爪にある66坪の住宅でサイディング外壁を「エスケープレミアムシリコン」で塗装しました!
続いては、サイディング外壁にエスケープレミアムシリコンを塗装しました。
サイディング外壁の工程もコロニアル屋根と同じく3段階あります。
- 下塗り
- 中塗り
- 上塗り
それぞれの工程を写真で確認してみましょう。
窯業系サイディング外壁を「ハイブリットシーラー」で下塗り
下塗りはエスケー化研株式会社の「ハイブリットシーラー」を利用しています。
透明の下塗り塗料で、仕上げ塗料との密着性を高める役割があります。
補修したシーリング部も含めて、外壁塗装する場所には漏れなく下塗りをしていきます。
窯業系サイディング外壁を「エスケープレミアムシリコン」で中塗り
下塗りをしたら次は中塗りです。
中塗りではエスケー化研株式会社の「エスケープレミアムシリコン」を使っています。
エスケープレミアムシリコンは最新技術を取り入れた、「ラジカル塗料」とも呼ばれます。
塗膜の劣化を引き起こす「ラジカル因子」を抑制して高耐久性を実現した塗料です。
現在主流であるシリコン塗料に比べて価格はやや高いですが、耐用年数は3年以上長いためコストパフォーマンスに優れています。
窯業系サイディング外壁を「エスケープレミアムシリコン」で上塗り
上塗りは中塗りと同じ塗料を使います。
塗装は光の加減で違う色に見えることもあります。
また、今回は1階と2階で色を分けています。
仕上げ塗料を中塗りと上塗りの2回使うことで塗膜の耐久性を向上させる目的があります。
なお、屋根や外壁の塗装は一般的に下塗り・中塗り・上塗りの3回塗りです。
もし見積もり段階で2回塗りしか提案してこない業者がいたら理由を尋ねてみましょう。
例外として、透明な「クリヤー塗料」を使う場合は下塗りが不要な場合もあります。
続いては「付帯部」の塗装作業を行います。
【宮崎県西都市】岩爪にある66坪の住宅で雨樋や軒天の付帯部塗装をしました!
屋根と外壁の塗装が終わったら、最後に付帯部の塗装をします。
付帯部とは、外壁や屋根にある細部のことです。
例としては、「破風」「雨樋(あまどい)」「軒天」「雨戸」などがあります。
このうち、今回は以下の付帯部の様子を紹介します。
- 雨樋
- 軒天
雨樋とは、屋根の雨を地面まで誘導するパイプや受け皿のことです。破損すると雨漏りが起こりかねません。
軒天とは、屋根の裏側やバルコニー床の下にある、天井部分を指します。
雨樋の塗装
写真は、雨樋を塗装している様子です。
今回は雨樋を黒系の色で塗装しています。
雨樋は雨が頻繁に当たるため劣化しやすい部位です。
また、台風で破損しやすいため、定期的にメンテナンスが必要です。
破損状況によっては塗装だけでは対処できません。
その際は交換や補修作業を行っています。
軒天の塗装
写真は、養生をして軒天を塗装している様子です。
軒天は白で塗るお家が多いのですが、今回は相談の末にブラウン系で塗りました。
雨が当たりやすい軒天は、腐食して雨漏りを引き起こすことがあります。
軒天の一部は地上からでも見えるため、劣化していないかを年に1度は目視して、10年に1度はメンテナンスを行いましょう。
写真はありませんが、他にも破風塗装も行っています。
破風とは、屋根の側面のうち雨樋が取り付けられていない面を指します。
一般的に付帯部の塗装は全工程で1〜3日程度かかります。
今回のお家では北側の屋根に雨漏りがあったため、洗浄時に点検もしています。
エスケーハウスでは塗装のほかに破風や軒天の交換、雨漏り修理も対応していますのでぜひご相談ください。
他に宮崎県の工事状況を知りたい人はただいま施工中の項目もチェックしてみてください。