【鹿児島県霧島市】郡田でモルタル外壁とセメント瓦屋根を塗装するためにシーリング補修しました!
霧島市の郡田にあるモルタル外壁とセメント瓦屋根の住宅で今回は以下の工事をおこないました。
- 足場設置からシーリング補修
- セメント瓦屋根の塗装
- モルタル外壁の塗装
- 付帯部の塗装
まずは足場の設置と、外壁・屋根の洗浄、シーリングの打ち替えをおこなっていきます。
足場と養生シートを設置!
※足場を設置して養生シートを取り付けている様子
近隣への挨拶回りが完了したら、住宅の周辺を足場で囲っていきます。
足場の設置後はメッシュシートで全体を覆い、塗料や水の飛散を防止していきました。
次は洗浄作業です。
高圧洗浄作業を実施!
※高圧洗浄機で外壁や軒天を洗っている様子
塗装作業をする前に外壁と屋根の洗浄が必要です。
洗浄作業をせずに塗装すると下地と塗料のあいだに異物や汚れが入り込み、塗膜が剥がれやすくなります。
屋根から外壁、付帯部まで洗浄可能なすべての部位を洗っていきます。
洗浄できない部位としては、木製や金属製の場所です。
木製だと水を吸収し、金属製だと錆びるおそれがあるため洗浄には適していません。
そういった部位はケレンと呼ばれる作業で汚れを落としていきます。
シーリングを充填!
※シーリングを充填している様子
洗浄が完了したらシーリングの補修です。
窓枠や換気口の周囲を補修していきます。
※シーリングの充填作業が完了した様子(写真やや右)
最後はシーリング材を平らにならしてマスキングテープを剥がしたら完成です。
シーリング作業をDIYでおこなおうとする方がたまにいらっしゃいますが、専門技術が必要なためおすすめしていません。
失敗するとシーリングごと塗装が剥がれてしまい、再補修と再塗装が必要となって余計に費用がかかってしまうからです。
【鹿児島県霧島市】郡田でセメント瓦屋根の塗装をおこないました!
今回は、霧島市の郡田でセメント瓦屋根を塗装した様子を紹介していきます。
セメント瓦屋根の工程は主に3つあります。
- 下塗り工程
- 中塗り工程
- 上塗り工程
それぞれ詳しくチェックしていきましょう。
瓦屋根を下塗りしています!
※湿っている部分が下塗りをした場所
今回塗装するのは洋瓦と呼ばれるタイプの屋根材です。
日本の住宅では少数ですが、デザイン性がある独特の形状をしているためたまに見かけます。
セメント瓦屋根はまず下塗りで塗装の密着性を高めていきます。
下塗りが不十分だとこの後の中塗りや上塗りが剥がれて再塗装が必要となるため、塗り残しがないよう注意しながら塗装していきました。
瓦屋根の中塗りをしています!
※色が濃い部分が中塗りした場所
下塗りが乾燥したら次は中塗りです。
中塗りでは上塗りと同じ塗料を使って塗装します。
今回はもとの屋根と同じような色で塗装していきました。
破損していたり瓦が剥がれていたりした場合は塗装前に補修も必要です。
破損は塗装では直せないからです。
瓦屋根を上塗りしています!
※瓦屋根を上塗りしている様子
中塗りが乾燥したら最後に上塗りをしていきます。
下塗りから上塗りまでの期間は最短でも2〜3日程度かかります。
もし1日で下塗りから上塗りまで終わらせようとしている業者がいたら注意しましょう。
今回のセメント瓦は形状が複雑なため塗りミスが起こりやすいです。
このため1枚1枚を丁寧に塗装しています。
スレート屋根の場合は上塗り後に縁切りと呼ばれる作業がありますが、今回の瓦屋根では必要ありません。
塗装が完了して乾いたら屋根に関しては完成です。
しかし、塗装する場所は屋根だけではありません。
次はモルタル外壁の塗装風景を紹介していきます。
【鹿児島県霧島市】郡田でモルタル外壁の塗装をおこないました!
霧島市の郡田でモルタル外壁の塗装をおこなった様子を紹介していきます。
モルタル外壁も屋根と同じく下塗り、中塗り、上塗りの3工程があります。
モルタル外壁を下塗りしました!
※白い部分が下塗りです。画像はすでに中塗りをはじめています
先日補修したシーリング材が乾燥した段階で外壁塗装が可能となります。
下塗りは白い塗料で傷を消すように塗っていきました。
下塗りをすることで中塗りと上塗りを剥がれにくくできるでしょう。
モルタル外壁を中塗りしています!
※中塗りをしている様子です
下塗りが乾燥したら中塗り作業です。
下塗りは半日〜1日は乾かさないといけないため、ほとんどの業者は休憩を入れてから塗装をします。
また、施工中に外壁の塗りはじめの部分が乾いていた場合はそのまま塗装することもあるでしょう。
モルタル外壁を上塗りしています!
※外壁の上塗りの様子です
最後は上塗り塗装です。
上塗りは中塗りと同じ塗料を使います。
仕上げ塗料を2回塗ることで耐久性を高くしているのです。
これが1回だけの塗装となると十分な厚みが確保できずに剥がれやすくなるでしょう。
また、中塗りが乾く前に上塗りを塗装した場合は塗りムラができたり、色が本来とは異なるように見えるおそれがあります。
外壁の塗装は以上で完了です。
外壁に使う塗料としては主に4種類があります。
・ウレタン塗料
・シリコン塗料
・ラジカル塗料
・フッ素塗料
下に記載した材料ほど耐用年数が長く、価格が高いです。
一般的にはシリコン塗料かラジカル塗料を使います。
ウレタン塗料では耐用年数が短すぎ、フッ素塗料では価格が高すぎるためです。
今回で外壁と屋根塗装の作業が完了しました。
しかし、最後に重要な部位の塗装が残されています。
【鹿児島県霧島市】郡田のモルタル外壁とセメント瓦の住宅で付帯部の塗装をおこないました!
霧島市の郡田にあるモルタル外壁とセメント瓦の住宅で付帯部の塗装をおこなった様子を解説していきます。
付帯部とは、軒天や雨樋といった、外壁と屋根の細部をさします。
外壁や屋根と一緒に付帯部も塗装しなければ雨漏りが発生するおそれがあるでしょう。
付帯部の劣化は目立ちにくいため「塗装しなくても大丈夫」と思いがちですが、工事をする際は必ず確認しておきましょう。
軒天の塗装です!
※軒天を塗装している様子
屋根の裏側にある軒天の塗装です。
今回はひび割れが見受けられたため事前にシーリングで補修しておきました。
ひび割れを放置してそのまま塗装すれば塗料が隙間に入りこんで埋まる場合もあります。
しかし、多くの場合はひび割れが再発して塗膜ごと破損してしまい、再補修が必要となるでしょう。
雨樋の塗装です!
※雨樋を塗装している様子
雨樋とは、屋根にあたった雨を下水まで誘導するためのパイプのことです。
塗装されていなかったため、新たにブラウン系の塗料で塗っています。
塗装しないまま長年放置すると錆びが発生するおそれがあるでしょう。
なお、雨樋はハケで塗装しています。
ローラーで塗るには細く、丸すぎるためです。
また、外壁との隙間はローラーが入るほどではありませんでした。
この他にも付帯部として「雨戸」や「破風」があります。
破風は屋根の側面からの風を防ぐための板で、雨戸は窓ガラスを保護するための防護板です。
これらも塗装をしないと腐食の危険があるため、必要に応じて施工していきます。
どこを塗装したらいいかがわからない場合でも業者に任せておけば安心です。
塗装場所については工事前に相談しておきましょう。
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