【鹿児島県鹿児島市】伊敷台にある住宅でサイディング外壁とスレート屋根を塗装していきます
鹿児島市の伊敷台にある住宅で塗装工事を実施していきます。
今回紹介する工程は以下です。
- 外壁と屋根の高圧洗浄
- 外壁のシーリング施工
- スレート屋根の塗装
- サイディング外壁の塗装
それぞれの工程を確認して、ご自宅の塗装工事の参考にしてみましょう。
サイディング外壁とスレート屋根の高圧洗浄をしていきます
外壁を高圧洗浄機で洗っている様子です。
高圧力の水によって汚れやホコリを除去して塗装の付着性を高めています。
高圧洗浄作業を行わない場合、塗料が剥がれやすくなります。
業者によっては「高圧洗浄なんて必要ない」と語るケースもあるようですが、室内や新品の壁を塗装するといった場合を除けば高圧洗浄は欠かせません。
高圧洗浄には水道水ではなく洗浄剤を使った「バイオ洗浄」があります。
バイオ洗浄は、外壁や屋根にカビが繁殖していて落としきれない場合に利用することが多いです。
サイディング外壁のシーリング施工をしていきます
洗浄後の外壁にシーリングを充填する作業です。
シーリングは外壁同士の緩衝材や隙間を埋める防水材として必要です。
7〜10年程度で補修が必要な部材のため、塗装の際に交換しておきましょう。
シーリングの補修には、「増し打ち」と「打ち替え」の2種類があります。
増し打ちは既存のシーリングの上から新しいシーリング材を重ねるため費用が安いですが、剥がれやすくなります。
打ち替えは、既存のシーリングを剥がしてから新しいシーリング材を充填するため費用は高いものの剥がれにくくなるでしょう。
基本的に外壁の塗装時には打ち替えで工事をします。
打ち替えの場合、以下の手順で施工していきます。
- 既存のシーリング材をカッターで剥がす
- マスキングテープで養生する
- プライマーを塗る
- シーリング材を充填する
- ヘラで平らにする
- 養生を剥がして乾燥させる
増し打ちの場合は、既存のシーリング材をカッターで剥がす作業がありません。
スレート屋根を塗装していきます
まずはスレート屋根の下塗りを吹き付けで行なっていきます。
吹き付けとは、塗料を勢いよく噴射して塗装する工法です。
広範囲を効率的に塗って作業期間を短縮できるメリットがあります。
下塗りは塗料の密着性を高める役割があるため塗装の寿命を延ばすために欠かせません。
下塗りが半日〜1日程度で乾燥したら、中塗り・上塗りの2回塗りを行なっていきます。
中塗りと上塗りでは同じ塗料を使います。
同じ塗料を2回塗ることで2層の膜を作り、塗装の耐久性を高めているのです。
スレート屋根の場合、塗装後に縁切り作業があります。
縁切りは、スレート屋根材の内部に入り込む雨水を排出するための隙間を作り直す作業です。
縁切りをしないと内部に溜まった雨が排出されずに雨漏りする危険があります。
工法や塗装する屋根材によっては縁切り工程は必要ありません。
サイディングの塗装をしていきます
最後はサイディング外壁の塗装工程をご紹介します。
サイディングの表面には凹凸がある場合が多いです。
このため小さな傷や凹凸を埋めやすいサーフェーサーと呼ばれる塗料を使います。
サーフェーサーは厚みのある下塗り塗料で、凹凸がある製品に適しており、サイディング外壁によく利用します。
下塗りが乾燥したら中塗り・上塗り工程です。
屋根と同じく塗料を2回塗って耐久性を高めます。
中塗りと上塗りはそれぞれ半日〜2日程度で乾燥します。
足場の設置から高圧洗浄、シーリング施工、屋根塗装、外壁塗装まで含めた日数は2週間程度を目安にしておくとよいでしょう。
以上が、鹿児島市の伊敷台にある住宅でサイディング外壁とスレート屋根を塗装した様子です。
鹿児島市の周辺では他にもエスケーハウスが行っている工事があります。
具体例はただいま施工中でぜひご確認ください。