玄関ドアのリフォームにおける種類・費用・コツ・業者選びを徹底解説!
「低予算で家全体のイメージを変えたい」
「玄関ドアが劣化しているから新しいドアを購入したい」
「玄関ドアについて詳しく知りたい」
こういった悩みを持っている人は多いでしょう。
この記事では、以下の内容について解説しています。
玄関ドアリフォームを成功させたい人は、ぜひ読んでみてくださいね。
玄関ドアの種類
玄関ドアリフォームについて紹介する前に玄関ドアの種類を確認しましょう。
玄関ドアには大きく分けて以下の5種類があります。
- 片開きドア
- 親子ドア
- 片袖ドア
- 両袖ドア
- 両開きドア
具体的にどのようなドアなのでしょうか。
片開きドア
片開きドアは最も一般的な玄関ドアです。
片開きドアには以下のような特徴があります。
- デザインにさまざまなバリエーションがある
- シンプルな玄関ドアでお手頃な価格
- ほとんどの住宅会社や工務店で取り扱いがある
片開きドアはシンプルであるがゆえデザインがそのまま家の外観に反映されてしまいます。
片開きドアを選ぶ際には、外観に合っているかどうかがポイントです。
親子ドア
親子ドアは片開きドアの横に小さな扉が付いている玄関ドアです。
親子ドアは、メインのドアだけでなく横の小さな扉も開けられます。
車椅子で家の中に入る機会がある場合には親子ドアをおすすめします。
親子ドアは開口部が広がる作りになっているため、車椅子でも余裕を持って家の中に入れます。
片袖ドア
片袖ドアは玄関扉の横に大きなガラスが入ったドアです。
見た目は親子ドアと似ています。
片袖ドアは大きなガラスによって、玄関を明るい印象にできます。
両袖ドア
両袖ドアは片開きドアの両隣にガラスが付いているのが特徴です。
実両袖ドアを導入している家はほとんどなく、かなりレアな玄関ドアだと言えます。
ガラスの面積は片袖ドアと差がない場合もあるため注意が必要です。
両開きドア
両開きドアは名前の通り2枚の扉のどちらからでも出入りできるドアです。
お店などでよく見かけます。
両開きドアの最大のメリットは、開口部が玄関ドアの中で最も広いことです。
自転車やバイクでも楽々運び入れられます。
両開きドアはなかなか見かけないタイプの玄関ドアです。
そのため、両開きドアを家の玄関に設置すれば特別感を演出できるでしょう。
玄関ドアリフォームの費用相場
玄関ドアリフォームの費用相場は20〜50万円程度になります。
玄関ドアを交換する際にかかる費用の内訳は以下の3つです。
- 玄関ドアの本体価格(10〜30万円)
- 新しい玄関ドアの設置費用(4〜6万円)
- 古い玄関ドアの撤去費用(1〜2万円)
玄関ドアを既存のものより大きいものに交換する場合、追加で壁のリフォームが必要になります。
壁のリフォームの相場は1㎡あたり7〜10万円です。
玄関ドアのグレードによって導入コストは変わります。
以下では、金額別にどのような玄関ドアを導入できるのかを紹介します。
20〜30万円
20〜30万円でできる工事の例には以下があります。
- 和風住宅にも合う丈夫な玄関引き戸
- 1キー2ロックのシンプルな玄関ドア
20〜30万円の範囲では、シンプルな作りの玄関ドアが多いです。
30〜40万円
30〜40万円でできる工事の例には以下があります。
- 断熱性が高い鋼板製木目柄玄関ドア
- 防犯性を考慮したPGガラス仕様引き戸タイプの玄関ドア
- 防犯性を考慮したアルミ仕様の親子ドア型玄関ドア
30〜40万円の範囲では、断熱性、気密性、防犯性のいずれかに特化した玄関ドアが多いです。
40〜50万円
40〜50万円でできる工事の例には以下があります。
- 断熱性や気密性、防犯性に優れたアルミ製のスタイリッシュな玄関ドア
- アイアンの格子付きやアルミ製でおしゃれな玄関ドア
40〜50万円の範囲では、高品質かつスタイリッシュな玄関ドアが多いです。
玄関ドアリフォームで重視する4つのポイント
玄関ドアリフォームで重視するべきポイントは以下の4つです。
- 素材
- デザイン
- 断熱性
- 防犯性
それぞれどのようなポイントなのか確認していきましょう。
素材
玄関ドアの素材には「金属系」と「木材系」の2種類があります。
それぞれどのような特徴があるのか知った上で、素材を決める必要があります。
以下、それぞれの特徴を簡単に紹介しておきます。
●金属系
金属特有の光沢があり、おしゃれでモダンな仕上がりになります。
家全体を現代的なイメージにしたい場合におすすめです。
●木材系
木材系は重厚感があります。
家全体を高級かつ味わい深いイメージにしたい場合におすすめです。
デザイン
玄関は外から来た人がまず目にする場所です。
家の印象も玄関だけで決まってしまうかもしれません。
よって、玄関のデザインは注力すべきポイントだと言えます。
玄関ドアのデザインを決める要素はカラーと材質です。
カラーや材質によって、与える雰囲気や明るさなどに違いが出ます。
訪問客にどのような印象を与えたいかでデザインを組み立てるようにしましょう。
断熱性
玄関ドアの断熱性は家の電気代に関係します。
断熱性が優れていれば、冷暖房機器を使用する頻度が少なくなるでしょう。
一方で、玄関ドアに断熱性がなければ冷暖房機器をたくさん使うこととなり、電気代が高くなります。
エコな住宅を作る上でも、玄関ドアの断熱性は軽視しないようにしましょう。
防犯性
家の防犯性を高めるために玄関ドアは重要な役割を担っています。
玄関ドアの防犯性を高める機能には、以下の3つがあります。
●セキュリティーサムターン
サムターンとは、ドア内側の鍵をしめるつまみ部分を指します。
セキュリティーサムターンは、ボタンを押すだけでサムターンの取り外しができます。
外出時に外しておくことで、仮にガラスを破られても鍵は開けられません。
●ティンプルキー
ティンプルキーは開錠が難しいことが特徴の鍵です。
ピッキング対策として効果があります。
●2ロック
鍵が2つある「2ロック」であれば、もし鍵を1つ開けられたとしてもドアはひらきません。
泥棒は5秒で鍵が開けられなかったらあきらめるため、有効な防犯対策だと言えます。
玄関ドアリフォームで失敗しないための業者選びのコツ
玄関ドアリフォームでは業者選びが非常に重要です。
業者選びで失敗しないためには、以下3つのポイントをしっかりとおさえましょう。
- 実績がある業者に依頼する
- 複数の業者に見積もり依頼する
- 積極的に質問する
業者選びはリフォームの成功に直結します。
以下ではコツを詳しく解説します。
実績がある業者
玄関ドアリフォームの実績があるかどうかは業者のホームページを見ればわかります。
ホームページに実績がない業者、ホームページそのものがない業者は要注意なため、
依頼しないようにしましょう。
複数の業者に見積もり依頼
信頼できそうな業者が見つかったとしても、必ず複数の業者に見積もりを依頼しましょう。
複数の業者に見積もり依頼することで、リフォームの適正価格がわかります。
手間を惜しまず複数の会社に見積り依頼をすることで信頼できる業者を見つけやすくなります。
積極的に質問する
初めて行うリフォームに関しては、わからないことや不安なことがあると思います。
そんな時は積極的に業者に質問するようにしましょう。
質問に親身に答えてくれるかどうかで良い業者なのかが判断しやすくなります。
玄関ドアを変えるだけで家の印象は大きく変わる
玄関ドアを変えるだけでも家全体のイメージを変えることができます。
玄関ドアリフォームは20〜50万円の低予算で行えますので、ぜひ検討してみてください。
また失敗しない玄関ドアリフォームを行うために、慎重な業者選びを行いましょう!
玄関ドアの費用の詳細は以下でも記載しています。
ぜひチェックしてみてください。