廊下をなくすリフォームのメリットや費用、工事事例を紹介
「廊下をなくすリフォームがしたい」
「無駄を省いたリフォームがしたい」
上記のような悩みを抱えている人は多いでしょう。
廊下をなくすリフォームのメリット・デメリットを知らないと「思ったより不便」と
後悔する場合があります。
この記事では廊下をなくすリフォームのメリットや費用、工事事例を解説していきます。
具体的には以下の内容をお伝えします。
- 「廊下をなくすリフォーム」とは何か
- 廊下をなくすリフォームのメリット
- 廊下をなくすリフォームのデメリット
- 廊下をなくすリフォームにかかる費用相場
記事を確認して廊下をなくすリフォームについて学び、効率的なリフォームをしましょう。
廊下をなくすリフォームって?
廊下をなくすことで、家のデットスペースを省くことができるリフォームです。
部屋と部屋の区切りがなくなるので開放感あふれるスペースが誕生します。
のびのびとした空間を作りたい人に向いているでしょう。
廊下をなくすリフォームのメリット
廊下をなくすメリットに「広さを確保できる」「各部屋への移動が短くなる」という点があります。
以下ではメリットを詳しく説明していきます。
広さが確保できる
本来、廊下だった部分をなくすことでスペースの確保ができます。
「リビングを広くしたい」「子供部屋を広くしたい」といった要望が叶うでしょう。
また、仕切りのない空間が実現できる点も魅力でしょう。
家全体が大きなワンフロアとなるため、家具の配置や収納が捗ります。
少ない面積でも部屋を広く使うことが可能になるので、廊下が長かったり不必要だったりする場合に
「廊下をなくすリフォーム」をすることをおすすめします。
各部屋への移動時間が短くなる
部屋から部屋へ移動する際の手間が省けます。
自室からトイレやキッチンなどスムーズな移動が実現できるでしょう。
高齢者や車いすを必要とする人にとっては大きなメリットです。
廊下をなくすリフォームのデメリット
廊下をなくすデメリットには「プライベート空間がなくなる」「扉を開けると目の前が階段で危険」という点があります。
以下ではリフォームのデメリットを詳しく説明していきます。
プライベート空間がなくなる
廊下をなくすことで広いスペースを確保できますが、
同時にプライベートな部分がなくなる点が問題となります。
たとえば、玄関からリビングルームに続く廊下を撤去した場合を考えてみましょう。
来客の際に、玄関を開けただけで部屋全体が見えてしまうことになります。
階段が目の前にきて危険
廊下がない家で気を付けたい点が階段でしょう。
扉を開けたらすぐに階段なので、急いでいる時や、
両手で荷物がふさがっている場合などは危険があります。
子供がいる家庭では特に注意すべき点でしょう。
廊下をなくすリフォームにかかる費用相場
廊下をなくして間取りを変更する際にかかる費用は、20~40万円です。
工事費用は間取りの広さによって変わります。
また、撤去する部材が多い場合は費用が高額となりやすいでしょう。
主な内訳としては「材料費」と「手間賃」です。
材料費で3〜5割、手間賃で5〜7割程度の費用がかかります。
廊下をなくしたリフォームの事例
以下では、廊下をなくした場合のリフォーム例を見ていきましょう。
バリアフリー化
バリアフリー面を考えたとき、廊下をなくすことで部屋への移動が楽になります。
車いすでも移動が楽になるのでバリアフリー化を求める人に「廊下をなくすリフォーム」は
おすすめです。
子供がいる場合は、仕切りがないので元気よく遊ぶことも可能です。
どの部屋からでも目が届くのも大きなメリットでしょう。
音楽教室として活用
廊下をなくすことでワンフロアに改良できます。
1階は住居スペースで、2階は音楽教室として活用というリフォーム例もあります。
遮るものがないので安全に子供を遊ばせることもできるでしょう。
まとめ:廊下をなくすリフォームは費用や事例もチェックしよう
廊下をなくすリフォームと聞いてイメージが難しい人も多いでしょう。
メリットは、広いスペースが確保でき、ワンフロアとなって見晴らしがよくなる点です。
デメリットは、プライベートな空間がなくなること、階段が目の前に来て危険な点でしょう。
廊下をなくすリフォームは、部屋数が少ない場合や、家全体をオープンに見せたい場合におすすめです。
メリットとデメリットを考慮して自宅に適した工事を選びましょう。