襖を洋風にするには!DIYから本格リフォ—ムの方法をご紹介
「襖(ふすま)を洋風にリフォームしたい」
「自分で襖をリメイクする方法はないだろうか?」
和室を洋室にリフォームする際、襖も洋風に変えたいと考える人もいるのではないでしょうか?
また、リフォームまでしなくても自分で襖を洋風にリメイクしたいと考えている人も多いはず。
この記事では襖を洋風にリフォームする方法について、工事の種類別に下記の内容を解説しています。
- 襖に壁紙を貼る方法
- 洋風の引き戸に交換する方法
- 襖を開き戸に交換する方法
襖のリフォームを考えている人はぜひ参考にしてください。
以下からは、襖リフォームの方法を種類ごとに紹介します。
襖に壁紙を貼って洋風にリフォーム
自分でできるリフォームとして、襖に壁紙を貼る方法があります。
「ふすまリメイク」とも呼ばれており、
インテリアによって和室を洋風にする場合に用いられる方法です。
DIYで気軽に試せる
壁紙は、両面テープやのりを使って襖に貼ることができます。
費用は、襖1枚につき2,000円ほどです。
専門的な知識や技術がなくても、DIYで簡単にチャレンジできるでしょう。
壁紙は国産と輸入品の2種類があり、個性的な洋柄から和柄までバリエーションが豊富です。
ただし国産と輸入品は幅が違うので、購入の際は注意が必要です。
襖の貼り方
壁紙の貼り方は、以下のとおりです。
- 襖の高さを測る
- 襖を外す
- 引き手を外す
- 襖に両面テープやのりをつける
- 襖に壁紙を貼りつける
はじめての場合はコツをつかむまでに時間がかかりますが、
慣れてくると短時間で作業できるようになります。
襖を洋風の引き戸にリフォームする
DIYが苦手な人は、思い切って襖を洋風の引き戸に交換してみてもよいでしょう。
洋風の引き戸に交換するコツを紹介します。
襖の枠をそのまま使える引き戸も
鴨居や敷居など、既存の襖の枠をそのまま使用できる引き戸もあります。
襖を外して引き戸をはめるだけなので、自分で交換できる人も多いでしょう。
取り外した襖を処分する必要がありますが、
壁紙を貼るよりも簡単に作業が終わるので時間がない忙しい人におすすめの方法です。
費用は3~10万円で、材料はホームセンターやインターネットで購入できるでしょう。
ただし、メーカーによっては工務店を介さないと購入できないケースもあります。
希望するメーカーの扉が購入できない場合は、最寄りの工務店などに相談してみましょう。
設置方法
洋風の引き戸を設置する方法は以下のとおりです。
- 襖を取り外す
- 新しい引き戸をはめる
敷居のタイプが引き戸と合わない場合は、敷居を外す必要があります。
ご自宅の襖のタイプをよく確認してから引き戸を購入しましょう。
襖を開き戸にリフォームして洋風にする
襖を引き戸ではなく開き戸にする方法もあります。
以下では具体的に紹介していきます。
和室を洋室にリフォームする場合
襖を開き戸にするケースは、和室を完全に洋室にリフォームする際に用いられる方法です。
設置する開き戸に合わせて壁を新設しなければならないので、大がかりな工事が必要になります。
費用は、10~15万円です。(開き戸へ交換のみの価格)
実際は和室リフォームと一緒に施工するので、開き戸だけを工事するケースは少ないでしょう。
設置方法
襖を開き戸に交換する方法は、以下のとおりです。
- 襖の枠を取り外す
- 開き戸のドアに合わせて壁をつくる
- 開き戸の枠を設置し、扉をはめる
壁をつくるためには、専門の知識や技術が必要です。
DIYで行うには難しいでしょう。
まとめ:襖を洋風にリフォームする際は採寸に注意しよう
襖を洋風にリフォームする方法は、
DIYで簡単にできるものから専門の業者に依頼しなければならない場合までさまざまです。
引き戸や開き戸に交換する際は、採寸に気をつけて新しい扉を購入しましょう。
扉が受注生産品などの場合は、購入すると返品ができないケースがあります。
自分で採寸ができないときは、業者に交換工事を依頼しましょう。
予算や部屋のイメージに合わせて、襖をオシャレにリフォームしてください。
襖だけではなく和室全体をリフォームする場合の費用は以下をチェックしてみましょう。