DIYで子供部屋の仕切りを作る方法と費用、注意点をチェック!
「共同の子供部屋を個室にして欲しい」とお子様にお願いされていませんか?
お子様が成長してくると、プライバシーを確保するために個室を用意する必要があります。
この記事では、子供部屋の仕切りについて以下の項目を解説しています。
- 子供部屋の仕切りをDIYで作る方法
- 子供部屋の仕切りをDIYで作るときの注意点
それでは、みていきましょう。
子供部屋の仕切りをDIYで作る方法
子供部屋の仕切りをDIYで作るには、以下の方法があります。
- 間仕切り壁を取り付ける
- 収納やクローゼットを仕切りの代わりにする
- つっぱりパーテーションを取り付ける
- 上吊りタイプの間仕切り戸を取り付ける
それぞれの方法について、具体的な工事内容と費用相場を紹介していきます。
間仕切り壁を取り付ける
間仕切り壁を取り付ける際の費用は、3~4万円程です。
金属製の下地を切断する工具や電動ドリルを買う場合は工具費として5万円程かかります。
作業手順は以下のとおりです。
- ライナーという材料を床と天井に取り付ける
- 床と天井に取り付けたライナーの間に、スタッドという石膏ボードの下地材をはめ込む
- スタッドの片面に石膏ボードをビス止めする
- 防音材を敷き詰めて反対側の石膏ボードをビス留めする
- 石膏ボードのネジ穴と端部にパテ塗りをする
- 石膏ボードの上に壁紙を貼り付ける
防音材を入れているので、遮音性の高い仕切り壁となります。
収納やクローゼットを仕切りの代わりにする
クローゼットや本棚などの家具で仕切るという方法もあります。
上部に隙間ができるので遮音性は低いですが、低コストで簡単に部屋を仕切ることができます。
つっぱりパーテーションを取り付ける
つっぱりパーテーションは、90センチ幅のもので1〜2万円程の材料費がかかります。
つっぱりパーテーションとは、パーテーション(板)につっぱり棒がついた材料で、
床と天井につっぱるだけで取り付けが可能です。
上部に数10センチメートル程度の隙間ができるので、遮音性はほとんどありません。
棚が付いたタイプもあるので、収納を増やすことも可能です。
また、つっぱりパーテーションを取り付ける際は、必ず天井下地がある位置に取り付けましょう。
下地のない部分に取り付けると、天井が割れてしまいます。
レールタイプの間仕切り戸を取り付ける
レールタイプの間仕切り戸を取り付ける際の費用は、10~15万円程です。
作業手順は以下のとおりです。
- 床と天井にレールを取り付ける(天井の下地位置を探して、下地に取り付ける)
- 壁に壁面かまち(仕切り戸の枠)を取り付ける
- 上下のレールにパネルをはめこむ
天井から床までを完全に仕切れますが、仕切りの材料が薄いので遮音性は低いです。
折れ戸や引き戸などの種類があり、サイズはオーダーメイドとなります。
仕切りの移動はレールの上をスライドさせるだけなので、折れ戸であれば簡単に元の間取りに戻せます。
子供部屋の仕切りをDIYで作るときの注意点
子供部屋の仕切りをDIYで作るときには、以下の点を意識しましょう。
- 仕切りの強度に注意する
- 防音性に配慮する
- 電気関係は業者にお願いする
- マンションの場合は管理規約を確認する
1つずつ解説していきます。
仕切りの強度に注意する
仕切りの強度には十分に注意をしておきましょう。
お子様の年齢にもよりますが、ある程度は乱暴に使うことを想定しておく必要があります。
壁が倒壊すると大事故を引き起こす危険性があります。
DIYに自信がないのであれば、業者に依頼することをおすすめします。
防音性に配慮する
視覚的に仕切っていても生活音が筒抜けであればプライバシーは確保できません。
防音性にも配慮した仕切りの設置を計画しましょう。
電気関係は業者にお願いする
電気の配線工事をするには、専門の国家資格が必要です。
無資格で行うと、火災に繋がるおそれがあります。
電気の配線関係でリフォームを検討している場合は、必ず専門の業者に依頼しましょう。
マンションの場合は管理規約を確認する
マンションのDIYリフォームをする際は、管理規約を確認しましょう。
退去時に原状回復を求められる場合は、元に戻せる範囲で工事をしなければなりません。
また、リフォーム工事は大きな音が出るので近隣への配慮も必要です。
まとめ:子供部屋の仕切りをDIYするときはお子様の意見を取り入れよう
子供部屋の仕切りをDIYで取り付けるには、様々な方法があります。
お子様の意見を取り入れて、要望に沿った仕切り壁を取り付けましょう。
業者に依頼する場合の費用やコツは以下でチェックできます。