トイレの便座の種類や費用を交換手順、注意点とともに解説!
「トイレの便座を交換するのっていくらでできるの?」
「自分でトイレの便座交換はできるのか」
そんな疑問をお持ちではないでしょうか。
この記事では、トイレの便座交換について以下の項目を解説しています。
- トイレ便座の種類と費用相場
- トイレの便座を自分で取り付けるための準備と作業手順
- トイレの便座を自分で交換する際の注意点
それでは、みていきましょう。
トイレ便座の種類と費用相場
トイレの便座には以下の種類があります。
- 普通便座
- 暖房便座
- 温水洗浄便座
各便座の特徴を、交換費用の相場とともに解説していきます。
普通便座
特に機能がない一般的な便座で、ほとんどの製品が樹脂製です。
気温が低くなると冷たくなるので、冬季の使用は不便でしょう。
普通便座の本体費用は、4,000円~1万円程です。
業者に交換してもらう場合は、1~2万円程の取り付け費用がかかります。
暖房便座
座る部分にヒーター機能が付いており、冬場の使用も快適です。
電源が必要なので、トイレ内にコンセントがないと使用できません。
暖房便座の交換費用は7,000円~4万円程です。
業者に交換してもらう場合は、1~2万円程の取り付け費用がかかります。
コンセントを増設する必要があれば、費用が追加で1万5,000円~2万円程必要です。
温水洗浄便座
温水でおしりを洗浄する機能が付いた便座です。
ほとんどの製品では、座る部分を温める機能も付いています。
暖房便座と同様に、トイレ内に電源が必要です。
温水洗浄便座の本体費用は、1万3,000円~10万円程です。
業者に交換してもらう場合は、1万5,000円~3万円程の取り付け費用がかかります。
コンセントを増設する必要があれば、費用が追加で1万5,000円~2万円程が必要でしょう。
トイレの便座を自分で取り付けるための準備と作業手順
トイレ便座を自分で交換する際は、作業前に以下の2点を確認しておきましょう。
- 便座のサイズと品番を調べる
- 必要な工具を準備する
事前準備が完了した後に、交換作業に取り掛かります。
便座のサイズと品番を調べる
まずは、お持ちの便器に取り付けられる便座の種類を把握する必要があります。
便座の裏側に記載されている製品番号を確認してください。
次に、便座のサイズを測ります。
便座には通常のサイズと大きめのサイズがあります。
製品番号と便座のサイズを確認したら、インターネットで交換可能な製品を調べましょう。
必要な工具を準備する
トイレの便座交換には、以下の工具が必要です。
- プラス・マイナスドライバー
- スパナ
- 便座締め付け工具
便座締め付け工具は、便座の取り付けと取り外しに必要です。
締め付け工具は、通常、新しい便座に付属しています。
付属の工具で便座の取り外しもできるのかは購入前に確認しておきましょう。
具体的な作業手順
便座を交換する具体的な作業手順は以下のとおりです。
- 便座を固定しているナットを「便座取り外し工具」で取り外す
- 便座取り付け用のベースプレートを便器に取り付ける
- タンクのふたを開け、スパナで止水栓を閉める
- 既存の給水管を取り外す
- 止水栓に本体付属の分岐金具と取り付ける
- 便座本体をナットで便器に取り付ける
上記の手順は温水洗浄便座を交換する際のものです。
普通便座と暖房便座を取り付ける場合は、3〜5つ目の手順は必要ありません。
トイレの便座を自分で交換する際の注意点
トイレの便座を自分で交換するには、以下の点について注意が必要です。
- 賃貸の場合は大家さんや管理会社の許可を得る
- 温水洗浄便座の取り付けは専門資格が必要な場合がある
- 自信がなければ業者に依頼する
1つずつ解説していきます。
賃貸の場合は大家さんと管理会社の許可を得る
一般的な賃貸では、造作や模様替えは禁止されています。
便座の交換は水漏れにつながる可能性もあるので、管理会社か大家さんの許可を取りましょう。
自分での取り付けは禁止でも、専門業者に依頼するのはOKというケースもあります。
温水洗浄便座の取り付けは専門資格が必要な場合がある
トイレ内にコンセントかアース端子を増設するために、電気工事士による配線工事が必要です。
無資格による工事で起きた事故には、保険が適用されません。
必ず専門業者に依頼しましょう。
自信がなければ業者に依頼する
トイレ便座の交換は水漏れを引き起こす可能性があります。
自分での交換に自信がなければ、業者に依頼しましょう。
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