暗い廊下を明るくするための方法や費用、注意点を紹介!
「廊下を明るくするための方法が知りたい」
「廊下を明るくするためにはいくら費用がかかるか知りたい」
廊下が暗く感じ、明るくしたいとお考えの方の中には、このようにお悩みの方も多いことでしょう。
毎日通る廊下だからこそ、快適に過ごせるようにしたいと思うはずです。
この記事では、暗い廊下を明るくするための方法として以下のような情報を解説します。
- 廊下を明るくするための方法
- 廊下を明るくするためにかかる費用
この記事を読んでいただけたら、廊下を明るくする方法がわかり、
失敗せずに暗い廊下を改良できるでしょう。
他に、はじめて外壁や屋根の塗装を検討している方は「初めての外壁塗装・屋根塗装をご検討の方へ」もご覧ください。
暗い廊下を明るくするための方法とは?
暗い廊下を明るくするための方法には、以下の3つがあります。
- 照明を設置する
- 窓を設置する
- 壁紙を明るい色にする
- 電球を明るいものに交換する
- 床にカーペットやマットを敷く
廊下を明るくする方法をそれぞれ詳しく解説していきましょう。
照明を設置する
廊下を明るくするためには、照明を新たに設置するという方法があります。
廊下の照明には、以下の3つのタイプがあります。
- 天井に埋め込むタイプの「ダウンライト」
- 壁や足元に埋め込む「スポットライト」
- 廊下全体を照らす円形の「シーリングライト」
上記の3つのタイプの照明は、設置箇所に照明用の配線があれば簡単に設置できます。
ただし、配線がない場合は工事が必要です。
配線工事が必要な場合、壁や天井に穴をあけて電気配線を器具に繋げます。
電気配線の工事は、電気工事士の資格を持つ人でなければできませんので注意が必要です。
壁に貼り付けるだけの人感センサータイプの照明もあります。
乾電池で動くため、電気配線の必要もなく手軽に設置できます。
照明を設置するメリットやデメリットは以下の通りです。
メリット
- 夜でも廊下を明るくできる
- 貼り付けるタイプは設置が簡単
デメリット
- 高い費用がかかる場合がある
- 電気工事が必要となる場合がある
- 電気代または乾電池代がかかる
窓を設置する
暗い廊下を明るくするためには、窓を設置し日光を取り入れるという方法もあります。
廊下に窓を新しく設置するためには、壁や天井の一部を解体し、窓枠を設置します。
廊下に窓を設置することでのメリット、デメリットは以下の通りです。
メリット
- 自然の光を取り入れるので電気代がかからない
- 冬は日が当たり廊下が暖かくなる
デメリット
- 窓設置に費用がかかる
- 夜間は暗くなる
壁紙を明るい色にする
廊下を明るくするためには、壁紙を明るい色に貼り替えるという方法もあります。
壁紙を明るい色に貼り替えるためには、まず古い壁紙を剥がして下地を補修します。
その後新しい壁紙を貼り替えると完成です。
壁紙を明るい色に貼り替えることでのメリット、デメリットは以下の通りです。
メリット
- 照明や窓の設置よりも費用が抑えられる
- 電気代がかからない
デメリット
- 夜間は暗くなる
電球を明るいものに交換する
すでに照明が廊下に設置されているにもかかわらず、「それでも暗い!」と感じる場合は、電球を明るいものに交換するのも手段のひとつです。
LED電球であれば、パッケージに書かれている「ルーメン(lm)」の値をチェックして購入しましょう。
ルーメンとは、光束のことです。
LED電球を選ぶときの基準となる明るさの数値を指します。
数値が大きくなるほど明るくなります。
廊下の明るさの基準となる数値は、50ルーメンです。
トイレでは75ルーメン、居間だと通常が50ルーメン、家族との団欒時には200ルーメンという大きな数値が基準になっています。
廊下の明かりは、そこまで明るさを必要としていませが、廊下をより明るくしたいという方は、紹介した数値よりも大きめのものを用意してみましょう。
また、光の照度を表す「ルクス(lux)」では、廊下の基準照度を30〜70としています。
照明器具の品番や形状などによっては付け替えができない場合があります。
しかし、廊下をできるだけ明るくしたいのであれば、品番やサイズにあったものを探し、紹介した数値よりも大きな値のものをつけてみるといいでしょう。
また、電球やLEDの色を変えてみるのも手段のひとつです。
廊下や玄関は落ち着いて、リラックスできる電球色をおすすめされることが多いです。
しかし、明るさを重視したいのであれば、昼白色や昼光色、温白色などを選ぶといいでしょう。
メリット
- 費用がかからない
- 試すのに手間がかからない
- 失敗してもOK
デメリット
- 常に明るくできない
- 点けたり消したりの手間がかかる
床にカーペットやマットを敷く
明るい色のカーペットやマットを敷くと視界も明るくなります。
床の張り替えも方法のひとつですが、明るい色のカーペットやマットを敷くほうが費用を抑えられます。
明るさ以外にも、色やデザインによっては廊下や玄関をおしゃれにする効果があります。
防音、消臭、カビ防止などの機能がついたものだと、より快適に過ごせるでしょう。
おすすめは、スペースの広さや形に合わせてカットしたり、枚数を増減させたりできるタイルカーペットやジョイントマットです。
色やデザインが気に入らなかったり、仕上がったイメージが違ったりする場合でも、取り外しや買い替えが簡単です。
ただし、ある程度の明かりがないと色やデザインが明るくても効果を発揮しないため、照明と合わせて取り入れるようにしなければなりません。
メリット
- 費用がかからない
- 廊下のデザイン性がアップする
- 簡単に設置できる
デメリット
- 夜間は暗い
暗い廊下を明るくする場合にかかる費用
暗い廊下を明るくする際にかかる費用を、以下の3つの場合についてご紹介します。
- 照明を設置する場合
- 窓を設置する場合
- 壁紙を明るい色にする場合
- 電球を交換する場合
- カーペットやマットを敷く場合
3つの方法の費用をそれぞれ詳しく解説していきましょう。
照明を設置する場合
廊下に照明を設置する場合、費用はライト1つあたり1~3万円です。
費用には照明器具代と配線工事費、スイッチの設置費などが含まれます。
設置する照明によっては天井の強度を上げるための工事が必要となり、
追加費用がかかる場合があります。
見積もりの際には工事内容や内訳をしっかりと確認しましょう。
また、乾電池で動く人感センサータイプの照明は、1つあたり1,000円から購入できます。
廊下の長さや広さによって、設置する照明の数を調節しましょう。
窓を設置する場合
廊下に窓を設置する場合、費用は10~15万円です。
設置する窓のサイズが大きかったり、電動で開閉するような特殊加工の窓だったりする場合は
20万円以上する場合があります。
窓を高い位置に設置する場合、足場設置費用も別途かかることになるでしょう。
壁紙を明るい色にする場合
廊下の壁紙を明るい色に貼り替える場合、費用は1平方メートルあたり1,000~1,500円で、
工事費や材料費も含まれています。
廊下の広さが6帖ほどであれば壁はおよそ40平方メートルなので、費用は4万円が目安となります。
電球を交換する場合
電球やLEDは、3,000円以下で購入できるものが多くあります。
しかし、調光機能や脱臭機能、人感センサーなど、特別な機能がついたものだと10,000円以上するケースもあります。
こだわりの機能がある場合や、廊下が広くて電球が何個も必要なケースでは、そのぶん費用がかかると言えるでしょう。
壁を壊して窓を設置したり、壁紙を変えたりするよりも手軽で手頃です。
購入するときはなるべく失敗しないように、照明器具の品番や形状などを確かめて購入するようにしてください。
カーペットやマットを敷く場合
先ほどおすすめしたタイルカーペットやジョイントマットであれば、100円ショップでの購入も可能です。
2枚で100円や、9枚入り400円のものなどがあり、廊下の広さや形に合わせて設置すれば完成です。
大手の家具メーカーのジョイントマットは、1枚299〜980円で購入できます。
ほかにもある程度の数枚がセットになったものや、ひとセット6畳分としてまとまって売っている商品もあります。
廊下の広さや長さに合わせて選んでみましょう。
暗い廊下を明るくする場合の注意点
暗い廊下を明るくする場合の注意点には、以下の2つがあります。
- DIYで明るくするのは諦める
- 業者は相見積もりで選ぶ
それぞれの注意点について詳しく解説していきましょう。
DIYで明るくするのは諦める
暗い廊下をDIYで明るくするのは、仕上がりにも影響しますし、
安全性から見てもおすすめしません。
壁紙を明るい色にしても、一時的に廊下が明るくなったように感じますが、
その効果は短いでしょう。
また、電気系統の工事が必要になることもある照明設置や、
大掛かりな工事となる窓の設置は危険もありDIYでは難しいです。
廊下をしっかりと明るくしたいという方は業者に依頼することをおすすめします。
業者は相見積もりで選ぶ
業者に暗い廊下を明るくするためリフォームを依頼する場合は、
相見積もりして詐欺や悪徳業者を避けるようにしましょう。
相見積もりとは、数社に対して同じ条件で見積もり依頼することです。
相見積もりをすることで工事費用の相場や施工内容がわかり、他社と比較しながら業者を選べます。
相見積もりする際には、以下の2点に注意しておきましょう。
- 営業担当者が親身になって相談にのってくれるか
- 大幅な値下げをされていないか
見積もり依頼の際に営業担当者が親身になって
相談にのってくれる会社は社員教育が行き届いており、信頼できます。
そこで働く職人の質も高いと言えるでしょう。
また、相見積もりで費用を大幅に値下げしている場合、
手抜き工事をされる恐れがあるため注意が必要です。
費用相場より大幅に値下げしている会社は、
職人の質を落としたり材料の質を下げたりすることがあります。
相見積もりで他社と比較して費用相場を確認し、適正価格の業者に依頼するようにしましょう。
まとめ:廊下を明るくするなら照明か窓の設置がおすすめ!
廊下を明るくするための3つの方法をご紹介しましたが、
確実に明るくするためには照明か窓の設置をおすすめします。
照明や窓の設置は工事内容が複雑となるため、業者に依頼すると安心です。
仕上がりも満足いくものとなるでしょう。
業者に依頼する際は、悪徳業者に引っかからないよう十分に注意しましょう。
廊下をリフォームする外の工事の費用相場は以下をご確認ください。