雨樋が壊れたらどうする? 修理の費用相場と業者の選び方を解説
「雨樋が壊れてしまった」
「壊れた雨樋はそのままにしていても問題ないのか」
こんな悩みはありませんか?
経年劣化などの理由により、自宅の雨樋が壊れてしまうことがあります。
また、台風や積雪の影響で雨樋が壊れてしまうこともあるでしょう。
この記事では雨樋の修理に関するお悩みを解決するために、以下の情報を解説しています。
- 雨樋修理の費用相場
- 雨樋を修理しないとどうなるか
- 雨樋の修理はDIYできるのか
- 雨樋の修理はどこに頼むといいのか
雨樋の修理に関する知識を高めることで、費用を抑えた修理ができるようになるでしょう。
雨樋修理の費用相場
雨樋を修理する費用の相場を以下の方法ごとに解説します。
- 雨樋の清掃
- 破損した部分の修理
- 全体的な修理
また、火災保険で費用がかからないケースも紹介していきます。
雨樋の清掃
雨樋の清掃の費用相場は、5,000円~3万円です。
雨樋に落ち葉やゴミなどがつまり、排水できなくなってしまうことがあります。
自分で清掃できる場合もありますが、2階部分の清掃は大変危険な作業になるため、業者にお願いした方がよいでしょう。
破損した部分の修理
破損した部分だけを修理する費用相場は以下となります。
- 足場なし:2~6万円
- 足場あり:12~20万円
2階部分の雨樋の修理では、足場を設置して作業する場合があるでしょう。
全体的な修理
全体的な修理の費用相場は25~60万円です。
上記の金額は足場費用を含んでいます。
雨樋の老朽化などにより部分的な修理ができない場合は、全体的な交換工事となるでしょう。
火災保険で費用がかからないケース
台風や積雪、ひょうなどによる被害で雨樋が破損した場合、加入している火災保険が適用できる可能性があります。
保険が適用できれば、雨樋修理のために設置した足場代も修理費用の一部として保険金から支払われるため、費用をかけずに雨樋を修理できるでしょう。
火災保険で修理できるかもと考えるのなら、保険会社や業者に確認してみてください。
雨樋を修理しないとどうなるか
雨樋の破損はそれほど重大には見えないため、修理市内で放置するケースが多いです。
修理せずに放置した場合、どのような危険性があるのかを解説していきます。
地面がえぐれる
雨樋の破損をそのままにしておくと、雨水が勢いよく地面に落ちていきます。
1~2階の高さから雨水が落ちると、数年で地面がえぐれたりコンクリートが削れたりする恐れがあります。
長く放置すると地面が湿りやすくなってシロアリの発生に繋がることもあるでしょう。
近隣トラブルになることも
道路に面している雨樋が破損したとき、勢いよく落ちた雨水が人にかかってしまう恐れがあります。
また、雨樋が落ち葉などで詰まって雨水があふれた場合は、隣家に汚れた水が流れてしまうこともあるでしょう。
雨樋の破損は、放置すると大きなトラブルを招く可能性があります。
破損に気づいたときに早めに対応することで、さまざまなトラブルを未然に防げるでしょう。
雨樋の修理はDIYできるのか
雨樋のメーカーや品番などがわかれば、必要な部品を取り寄せられます。
しかし、2階部分で作業するためDIYによる修理は避けたほうがよいでしょう。
プロの職人でも作業中の事故で大ケガを負うことがあるため、雨樋のDIYはおすすめできません。
雨樋の修理はどこに頼むといいのか
雨樋の修理を頼める業者を3種類ご紹介します。
- 家を建てたハウスメーカー、工務店
- 屋根、雨樋の修理業者
- 火災保険の申請をサポートしてくれる業者
具体的に何が違うのか説明していきます。
家を建てたハウスメーカー、工務店
家を建てたハウスメーカーや工務店であれば、建物の図面や使っている部材の品番などを把握しているため、安心して修理を頼めるでしょう。
しかし、ハウスメーカーは雨樋の修理に詳しくないため、外注先の業者が施工することになります。
他の業者に比べて費用が高額となるでしょう。
屋根、雨樋の修理業者
専門の修理業者であれば、見積りから修理まで迅速な対応をしてくれるでしょう。
また、自社の職人が施工するため、修理費用を抑えることができます。
火災保険の申請をサポートしてくれる業者
火災保険を利用する場合は、見積書や破損箇所の写真などの提出が必要です。
火災保険に詳しい業者に依頼することで、申請時のサポートやアドバイスを受けられるでしょう。
また、火災保険で工事費が全額支払えるケースもあります。
まとめ:雨樋の破損は放置せずに早めに修理しよう!
雨樋の破損をそのままにしておくと、地面がえぐれたり近隣トラブルを招いたりする恐れがあります。
台風や積雪、ひょうなどの自然災害で雨樋が破損したときは、火災保険が適用され、費用をかけずに修理できるケースもあります。
雨樋の破損を発見したときは、信頼できる業者に見てもらいましょう。
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