家具などの傷を自分で補修する方法と業者に依頼する場合の費用相場
「家具の傷を補修したい」
「家具の傷を自分で補修する方法が知りたい」
家具に傷がついてしまった場合、このように悩む方も多いことでしょう。
家具の傷は生活に支障はありませんが、やはり気になるものです。
この記事では、家具の傷の補修について以下のような情報を解説します。
- 家具の傷を自分で補修する方法
- 家具の傷を補修する際の注意点
- 家具の傷補修を業者に依頼する場合のメリットとデメリット
この記事を読んでいただければ、家具の傷の補修について詳しく知ることができ、失敗を避けられるでしょう。
家具などの傷を自分でリペア(補修)する方法をチェック!
家具などの傷を自分で補修する方法について、以下の家具別にご紹介します。
- アンティーク家具
- テーブル
- ドア
- フローリング
- サッシ
それぞれの傷の補修方法を解説しましょう。
アンティーク家具
アンティーク家具の傷は、補修用のペンを使うと簡単に補修できます。
アンティーク家具の傷は、引っかき傷や物をぶつけた時にできる小さな凹みが一般的です。
そのような小さな傷は、家具の色に合わせた補修用ペンで破損箇所を塗るときれいに補修できます。
凹みが深い場合には、クレヨンタイプの補修剤を埋めるようにします。
最後に表面をならしておきましょう。
テーブル
テーブルの傷の補修も、補修用のペンを使います。
小さな凹みにはクレヨンタイプを使い、凹みや傷が深い場合にはパテという粘性のある補修剤で補修しましょう。
パテもテーブルの色に合ったものを選んでください。
補修方法は、パテを適量手に取り、少し練って破損箇所に埋めます。
最後に表面をならせば完成です。
ドア
ドアの傷も、引っかき傷や擦り傷であれば補修用のペンやクレヨンで補修可能です。
凹みも、補修剤のパテを使い補修しましょう。
傷の範囲が広い場合には、ドア装飾用のシートを利用するのもおすすめです。
装飾用シートは貼るだけでドアをきれいに補修できるので、大変便利です。
ただし、傷の周辺の色と合わせることが難しい場合もあるため、全体的に貼るかドアの色に合ったシートを探すようにしましょう。
またドアの素材によってはシートが剥がれやすいので、利用する際は注意しておきましょう。
フローリング
フローリングについた引っかき傷などは、補修用のペンやクレヨンで補修できます。
傷が深い場合は、パテで埋めて補修しましょう。
また小さな凹みの場合、アイロンで補修できる場合があります。
凹みの補修方法は、一度濡らして固く絞ったタオルを破損箇所の上に置き、アイロンをかけます。
1分ほどアイロンをかけたら、タオルを少し湿らせてください。
その後、再びアイロンをかけます。
2~3回繰り返すと、凹みが元の状態に戻りきれいに仕上がるでしょう。
サッシ
サッシの傷の補修には、補修用のペンやパテを使いましょう。
ただし、サッシはアルミ製のものが多く、また雨水や湿気対策のための塗装やサビ止めが施されています。
傷の状態によっては、自分で補修するよりも業者に依頼した方が傷の悪化を防げるため、安心です。
家具などの傷を自分でリペア(補修)する場合の注意点
家具などの傷を自分で補修する場合の注意点には、以下の3つがあります。
- 完璧に直すことは難しい
- 傷が悪化するおそれがある
- 買った道具が無駄になることがある
それぞれの注意点について、詳しく解説していきましょう。
完璧に直すことは難しい
家具などの傷を自分で補修する場合、業者が持つ専門技術を使わないため、完璧に直すことは難しいです。
そのため、自分で補修する際は、あくまでも傷隠しであり目立たなくさせるためであることを覚えておきましょう。
失敗して傷が悪化するおそれがある
自分で補修した際、実は内部まで破損していたり、補修方法を間違えてしまって傷が悪化したりするおそれがあります。
そのため、傷が深そうな箇所や、自分で判断が難しい破損箇所は業者に補修依頼するようにしましょう。
買った道具は1回しか使わないため無駄になる
家具の傷はそう何度も補修することはないため、補修のために買った道具を1回しか使わず無駄になることがあります。
補修用の道具にも耐用年数があるため、数年保管した後はほとんど補修に使わなかったということもあります。
そのため、家具などの補修をする際は、1箇所だけでなく家全体の家具の傷をチェックし、道具が無駄にならないように工夫するのもおすすめです。
また1回ですべての家具の傷を補修できれば、費用も時間も節約することができます。
家具などの傷をリペア業者に補修してもらうメリットとデメリット
家具などの傷をリペア業者に補修してもらう際のメリットとデメリットには、それぞれ以下のようなものがあります。
メリットとデメリットについて、詳しく解説していきましょう。
メリット
家具などの傷をリペア業者に依頼した場合のメリットには、以下のようなものがあります。
- 補修が完璧
- 手間がかからない
それぞれのメリットについて、詳しく解説します。
完璧な補修をしてくれる
リペア業者は補修に関する知識や技術を持っているため、完璧に補修してくれます。
また傷の状態をよく確認し、どのような補修方法が安全できれいに仕上がるか、破損箇所の交換は必要ないかも分かります。
傷がまったくわからないくらいに補修したいという方は、業者に補修を依頼するようにしましょう。
自分で準備や作業をする手間がかからない
業者に依頼すれば、自分で補修のための準備や作業をせずに済むため手間がかかりません。
補修用の道具を揃えるとか作業する時間がなかなか取れないという方も、ぜひリペア業者に依頼するようにしましょう。
デメリット
家具などの傷の補修をリペア業者に依頼した場合、費用がかかることがデメリットです。
自分で補修すれば材料費や道具費のみで済みますが、業者に依頼した場合には作業費や交通費がかかります。
リペア業者に補修の依頼をすれば傷をきれいに補修できますが、自分で補修するよりもお金がかかることを覚えておきましょう。
家具などの傷をリペア業者に補修してもらう場合の費用をチェック!
家具などの傷を業者に依頼し補修してもらう場合の費用を、以下の家具別にご紹介します。
- アンティーク家具
- テーブル
- ドア
- フローリング
- サッシ
それぞれの費用相場について、詳しくご説明しましょう。
アンティーク家具
アンティーク家具の傷の補修にかかる費用相場は、2~3万円です。
年季の入ったアンティーク家具は、状態や塗装をよく確認し、適した補修方法を行わないと補修に時間がかかるとか補修ができないおそれがあります。
そのため、業者によっては対応が難しいこともあります。
アンティーク家具の専門業者に補修を依頼するようにしましょう。
テーブル
テーブルの傷の補修にかかる費用相場は、数千円~1万円ほどです。
小さな傷であれば、ペンでのタッチアップで済むため比較的安く済みます。
ドア
ドアの傷の補修にかかる費用相場は、2~4万円です。
擦り傷は比較的安く補修できますが、凹みは作業工程も多くなるため高くなります。
フローリング
フローリングの傷の補修にかかる費用相場は、1~5万円です。
傷が小さく、破損箇所が少ない場合は1万円前後で補修できます。
ただし、無垢材など特別な材質のフローリングの補修は費用が高くなるか、リフォームとなる場合があります。
サッシ
サッシの傷の補修にかかる費用相場は、1~3万円前後です。
傷の大きさや、サッシに使われている塗料によって費用は変わってきます。
最後に、家具などの補修にかかる費用相場の一覧表を作成したので、ぜひ参考にしてみてください。
【画像挿入「家具などの傷を自分で補修する方法と業者に依頼する場合の費用相場」】
まとめ:家具などの傷の補修はリペア業者に依頼すれば確実!
家具などの小さな傷は自分でも補修可能ですが、リペア業者に依頼すれば確実に補修できますし、仕上がりもきれいです。
また自分で補修するとなると時間や手間がかかります。
しかし、作業時間がなかなか取れないからと傷を放置していると、破損箇所が悪化し補修ではなくリフォームが必要となることもあります。
リフォームになると費用が高額となるため、家具などの傷は早めに補修するようにしましょう。
家具だけではなくフローリングも補修したい人は以下で費用相場を確認してみてください。