2020.3.30

洗面台の傷の補修方法とは?費用や自分で補修する手順もチェック

洗面

 

「洗面台の傷の補修方法が知りたい」

「傷の補修にかかる費用相場が知りたい」

 

洗面台に傷がついてしまい、きれいに補修したいとお考えの方も多いことでしょう。

傷は見た目も悪いですが、そこから水漏れしないか、内部を損傷させないか不安になります。

 

しかし、どのように補修したらいいのか、また自分で補修できるのか知っている人は少ないでしょう。

 

この記事では、洗面台の傷の補修について以下の情報を解説します。

 

 

  • 洗面台の傷の補修方法
  • 傷の補修にかかる費用相場
  • 洗面台の傷の補修を業者に依頼する際の注意点

 

 

この記事を読んでいただければ、洗面台の傷の正しい補修方法や費用相場を知ることができ、補修の失敗を避けることができます。

 

洗面台の傷の補修方法とは

洗面

 

洗面台の傷の一般的な補修方法は、傷を補修し、その上から塗装して傷が分からないようにするという流れです。

また洗面台の主な傷には、以下のような傷があります。

 

  • 黒い線のような傷
  • ヒビ割れ
  • 欠け

 

それぞれの傷の症状や対処法について、詳しく解説していきましょう。

ただし、洗面台の素材や傷の程度や、業者によって補修方法は若干異なりますので、参考程度にしてください。

 

黒い線のような傷

ふと洗面台を見ると、黒い線のような傷を見つけることがあります。

さわってみて指が引っかからないようであれば、傷ではなく汚れです。

 

黒い線のような汚れは「メタルマーク」と呼ばれ、陶器の洗面台によく見られます。

 

メタルマークは、洗面台に指輪などの金属がこすれた際についてしまう汚れで、専用洗剤できれいに補修できます。

 

ただし、研磨剤入りの洗剤は洗面台に傷をつけてしまうため、使用しないようにしましょう。

 

ヒビ割れ

化粧水の瓶といった硬い物を洗面台に落とした場合、ヒビ割れができてしまいます。

ヒビ割れした部分に化粧品が付着したり、カビが生えたりすることで黒い線のような傷になるので注意が必要です。

 

ヒビ割れや傷は、目立つだけでなく放置することで水漏れを起こし、内部を腐食させてしまいます。

 

そのためヒビ割れを見つけたら早めに補修しなければいけません。

洗面台のヒビ割れの補修方法は、傷を補修剤で埋めてその上から塗装するという流れになります。

 

欠け

欠けも、洗面台に硬い物を落とすことでできてしまいます。

洗面台の欠けの場合は、補修剤で破損箇所を埋め、サンドペーパーで研磨することできれいに補修可能です。

 

必要があればその上から塗装します。

 

洗面台の傷の補修費用の相場

費用

 

洗面台の傷の補修費用の相場について、自分で補修する場合と業者に依頼する場合で解説していきます。

 

自分で補修する場合

洗面台の傷の補修を自分でする場合の費用相場は5,000円ほどです。

自分で補修する場合は、傷の程度にもよりますが補修剤のみで済むこともあります。

 

また、洗面台用の補修キットも手頃な価格で販売されているので、費用は安く抑えられます。

 

業者に依頼する場合

洗面台の傷の補修を業者に依頼する場合の費用相場は2~3万円です。

自分で補修するよりも割高にはなりますが、専門技術できれいに仕上げてくれるため安心です。

 

業者に依頼する際に注意しておくポイント

業者

業者に洗面台の傷の補修を依頼する際に注意しておくポイントは、以下の4点です。

 

 

  • 相見積もりする
  • 営業担当者が親身になって相談にのってくれるか
  • 施工実績をチェック
  • 大幅な値下げをしていないかをチェック

 

 

それぞれの注意点について詳しく解説していきます。

 

相見積もりをする

業者へ依頼する際には、相見積もりをして他社と比較するようにしましょう。

相見積もりとは、同じ条件で数社に見積もりを依頼することです。

 

複数の会社に見積もりを依頼することで、それぞれの業者の費用や作業工程、工期などが詳しく分かります。

 

相見積もりは2社では比較しにくいため、最低でも3社でチェックすることをおすすめします。

 

営業担当者は親身になって相談にのってくれるか

業者に洗面台の傷補修を依頼する際、営業担当者が親身になって相談にのってくれるなら信頼できる会社と言えます。

 

営業担当者が親切に対応してくれる場合、従業員の教育が行き届いているため働く職人の質も高いと考えられます。

 

反対に、営業担当者が相談内容について曖昧な返答しかしなかったり、接客態度が悪かったりする場合は、依頼は避けるようにしましょう。

 

施工実績をチェック

依頼しようとする業者の施工実績をチェックすることで、どのような工事に強いか、きれいに補修しているかを知ることができます。

 

他にも、施工実績を確認するとともに、可能であれば口コミもチェックしておきましょう。

 

実際に施工を依頼した顧客からの口コミは、安心して依頼できる業者かどうかの判断材料となります。

 

大幅な値下げをしていないか

見積もりを出してもらったとき、大幅な値下げをしている業者は手抜き工事をする恐れがあります

 

見積もりの段階で他社に比べて大幅に値下げしている場合は、顧客を獲得するためのパフォーマンスではないかと疑いましょう。

 

費用が極端に低い場合は、材料費などをケチって手抜き工事したり、質の悪い職人を派遣したりする恐れもあります。

 

工事の途中に不要な追加費用を請求されることもあるため、大幅に値下げをしている業者には注意してください。

 

洗面台の傷を自分で補修する手順

 

洗面台の傷を自分で補修する手順は、以下の2つに分けられます。

 

 

  • 補修に必要な道具を揃える
  • 補修をする

 

 

それぞれの手順について詳しく解説していきます。

 

補修に必要な道具

洗面台の傷を自分で補修する際に必要な道具は、以下の3点です。

 

 

  • 補修剤
  • 塗料
  • サンドペーパー

 

 

どれもホームセンターや通販で手軽に手に入れられる道具です。

補修剤や塗料は洗面台の補修用、または耐水性と耐熱性に優れたものを選んでください。

 

道具を揃える際は、傷の状態や洗面台の素材に合わせて購入するようにしましょう。

 

補修手順

洗面台の傷を自分で補修する手順は、以下のとおりです。

 

 

  • 傷と周辺をきれいに掃除する
  • 傷に補修剤を埋める
  • サンドペーパーで研磨する
  • 塗装する

 

 

洗面台の傷の補修では、傷の補修が重要なポイントとなります。

傷が悪化しないよう、丁寧に補修剤で補修するようにしましょう。

 

またサンドペーパーで研磨して整えることで、塗料の密着率も上がり、きれいに仕上がります。

 

自分で補修できない洗面台の傷とは

ひび割れ

 

自分で補修できない洗面台の傷とは、以下の2つです。

 

 

  • 割れ
  • 大きなヒビ

 

 

それぞれの傷について、症状や対処法を詳しく解説します。

 

割れ

洗面台に硬い物を落としてしまって割れることがあります。

少し欠けただけなら補修が可能ですが内部まで破損している場合は洗面台の交換が必要です。

 

交換が必要でなくとも、割れによって耐久性が落ちた洗面台の補修には専門技術が必要となります。

 

洗面台の割れが内部まで影響を与えているといった深刻な症状の場合は、自分で補修できないため業者に依頼しましょう。

 

大きなヒビ

洗面台の小さな亀裂を放置しつづけると「ヒートショック割れ」といった大きなヒビが発生する恐れがあります。

 

ヒートショック割れとは、熱湯を洗面台に注ぐことで内部が膨張し、ひび割れを起こす現象です。

 

洗面台の大きなヒビは、自分で補修剤を使って補修するだけでは完璧に仕上げることは難しいです。

 

無理に補修しても、後で水漏れを起こす可能性もあります。

大きなヒビの場合は、業者に依頼してきれいに補修してもらうと安心です。

 

まとめ:洗面台の傷は大きくなる前に業者に依頼し補修しよう

洗面

 

洗面台は毎日使う場所だからこそ、傷があると気になることでしょう。

傷は、放置しておくと内部を腐敗させ水漏れを引き起こす原因になります。

 

洗面台にヒビなどの傷ができたら、大きくなる前に早めに業者に依頼して、きれいに補修してもらいましょう。

 

洗面台だけではなくフローリングをリペア(補修)する場合の補修費用を知りた人には以下の記事もおすすめです。

フローリングのリペア(補修)にかかる料金と、費用を安くする対策

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