階段下に洗面所は設置可能?価格や注意点などを徹底解説!
階段下の空間をうまく利用することによって、家全体の住みやすさは変化するものです。
多くの方は階段下を物置として活用する方が多いと考えられますが、今回の記事では階段下を洗面所として活用する方法や、価格、注意点などをご紹介します。
階段下に洗面所を設置するメリットとデメリット
まず、階段下に洗面所を設置するのは可能です。
その際にはメリットとデメリットをよく理解しておく必要があります。
住宅の空いているスペースを活用するというのは専門的な知識も多く含みますので、良い面と悪い面をよく理解しておきましょう。
階段下に洗面所を設置するメリットはたっぷり確保できる収納!
階段下に洗面所を設置するメリットとして1番大きいポイントはやはり収納です。
階段下はデッドスペースと言われており、住宅の設計上どうしても生まれてしまうスペースなので、どちらかというと収納向けに作られているとも言えます。
さらに洗面所まわりには日頃から収納したい物が溢れているものです。
水回りの消耗品をはじめ、掃除道具や日用品など様々な物を収納できるスペースとしては階段下が適しているのではないでしょうか。
階段の勾配はあればあるほどデッドスペースは生まれるので、そのスペースにカラーボックスなどを置けば洗面所に必須のタオルなどを目立たず収納できます。
この時、収納ボックスは天井の高さに合わせて変えられるように組み立て式がおすすめです。
階段下に洗面所を設置するデメリットはコストアップ!
階段下に洗面所を作る場合と収納を作る場合とで大きく違う点があります。
それは仕上げです。
階段下したといっても洗面所は綺麗で清潔な印象が求められます。
普通の洗面所の壁や天井は白いというイメージをお持ちではないでしょうか。
階段下の洗面所には塗装、クロスといった仕上げが必要になってきます。
さらに天井部分は階段の凹凸が現れているので、塗装やクロスにも気を使わなければいけません。
そういった面で、ただの収納部屋とは違うコストアップが生じてしまう恐れがありますので、注意が必要です。
階段下に洗面所を設置する際にかかる費用の相場
洗面器を階段下に設置する場合、大きく分けて2つのケースがあると思います。
元々ある階段下のスペースをリフォームして洗面所にする場合と、新築の際に洗面所を階段下に設置するケースです。
今回はリフォームして洗面所を階段下に設置する際の費用の相場を解説します。
まず階段下を洗面所として綺麗に仕上げるには、照明と壁紙は最低必要条件です。
この時点で、階段下のスペース程であれば6〜10万円で仕上げることができます。
さらに、洗面台や配管工事などを含むと15〜30万円程が必要です。
よって、何も施されていない階段下のスペースを最低限洗面所として使用できるようにするには21万円程度かかる計算になり、棚や扉などを加えるとプラスで費用がかかってきます。
階段下に洗面所を設置する際の注意点
階段下は湿気が溜まりやすく、サビが発生しやすい環境です。
その理由として、階段下には窓や換気できる箇所が無いという点が大きいとされています。
さらに洗面台を設置するとなると水回りの掃除や、カビ対策をより強化しなければなりません。
そのため湿気に弱いものはあまり置かないようにしましょう。
湿気対策にはやはり換気が1番です。
こまめに換気をして、防カビ剤や防腐剤、防湿シートなどを有効活用することで、階段下の洗面所を常に快適な空間に保つことができます。
湿気を軽減してくれる壁紙もありますので、壁紙業者に依頼する際は一度尋ねてみるとよいでしょう。
洗面所を階段下に設置する際はDIYより業者に頼もう
洗面所と階段下は湿気を溜め込みやすいので、設計の段階からそれらを考慮した対策が必要です。
さらに階段下の空いた空間をリフォームするには専門的な知識が必要なため「簡単にDIYで出来る」とは言い難い作業になります。
洗面所には、気持ちよく身も心も綺麗になれる空間が必要です。
階段下に設置する際にはぜひ専門業者への依頼を検討しましょう。
もし宮崎県でリフォームする業者を探している場合は「宮崎市の水まわりから外装リフォームまで迅速に対応!地域NO.1実績」もチェックしてみましょう。