エコキュートのメリットとデメリット:効率的な暖水供給の裏側を探る
エコキュートと電気温水器の違い
電気温水器は水の入ったタンクを温めてお湯をつくるのに対し
エコキュートは外気から取り込んだ熱を使いお湯を作ってタンクにお湯をためます。
そのため電気温水器の場合はタンクが1つで成り立ちますが、エコキュートの場合タンクと室外機がセットになります。
エコキュートのメリットとデメリット
エコキュートは大気中の熱を使用し、また夜間の電力を使用してお湯の生成するため給湯にかかる費用を抑えることが可能です。
万が一災害の場合貯湯タンクにお湯がたまっていればお湯を使用することが可能です。
またオール電化のため火災のリスクが低くガス給湯と比較して火災やガス漏れの心配がないため安全性が高まります。
しかしエコキュートはメリットだけではなくデメリットもあります。
エコキュートはためていたお湯がなくなってしまうと水しか出なくなってしまいます。
電気温水器からエコキュートへ取り換え交換を行う場合はタンクとは別に室外機が追加になりますので、
設置位置の確保が必要となります。
電気温水器のメリットとデメリット
電気温水器の場合動作音が小さく構造がシンプルのため製品寿命も長い傾向にありますが
デメリットとしてはエコキュート同様湯切れを起こすとお湯が使えるようになるまで時間がかかります。
価格・電気代について
一般的にエコキュートは電気温水器のの3/1の省電力で同じ量のお湯を沸かすことが可能です。
エコキュートはランニングコストの大幅な削減につながります。
現在エスケーハウスでは1年間に多くのエコキュートの交換、取り換えをおこなっております。
金額は40万~60万円代がほとんどです。
既存の設備機器の種類や新しく設置するエコキュートの種類によって価格は大幅に変わってきますので
しっかりとお見積りを行う必要があります。
※エコキュート価格
工事保証について
エコキュート設置にあたりエスケーハウスでは2つの10年保証をご用意しております。
1つは工事保証になります。
工事保証は工事に何か不具合があった場合に点検や再工事を行います。
次に本体保証になります。
工事の不具合ではなくエコキュート本体に不具合が出たときに使用できる保証になります。
工事保証は無料、本体保証は有料のサービスになっております。
まとめ
エコキュートは通常、10年から15年の寿命を持っています。
設置から10年が経過すると性能に対する懸念が生じることがあり、効率や信頼性の低下、故障のリスクが増加する可能性があります。
エコキュートの取り換えには初期コストがかかりますが、新しいモデルの効率向上により長期的には電気代の節約が期待できます。