リフォーム業者にとって不都合な真実!
業者の見分け方。
さて、リフォーム業者を選択する際、
あなたはどのような判断基準で良い業者と悪徳業者を見極めますか?
あなたも適正価格で耐久性の高い建材や塗料を使って、
質の高いリフォーム工事を成功させたいと思っていますよね。
しかし、残念ながら適切な判断基準を持っていなければ、
口先だけのブローカー(丸投げ業者)や
悪徳訪問販売会社の餌食になって騙されてしまいます。
そうです。彼らは騙しのプロなのです。
そして、これから私はリフォーム業界のタブーに触れたいと思います。
恐らくあなたにこれを話すことで、同業者から嫌がらせを受けるかもしれません。
それだけ強力な業者選択の基準をお伝えしましょう。
これを知っているあなたの前では、
悪徳業者やいい加減な仕事借りてきた猫のようにおとなしくなります。
恐れをなし、怯えた犬のように尻尾を巻いて逃げ出すことでしょう。
自己防衛の為に知っておく事【その1】
テレビCMやラジオ出演をしている業者なら安心の嘘!
もしあなたが「ラジオ出演やテレビCMを流している業者なら安心」と思われているのなら、
それは間違いです。
なぜなら、地方のラジオ局等は、3万円〜5万円もお金を出せば、
誰でも簡単に番組にコーナーを持つことも可能です。
テレビCMもラジオよりは費用が掛かりますが、誰でもCMを打つことが可能です。
その際、マスコミによっては厳しい審査等も殆どありません。
事実、大手訪問販売業者に消費者を信用させる手段として、
テレビCMは利用され続けています。
また最近では個人のブローカー(丸投げ業者)が消費者を騙すために
ラジオに出演するケースも全国的に多くなってきました。
彼らはリフォームの専門家として、あるときは塗装の専門家として、
またあるときは新築を建てる専門家として出演しています。
もちろん、ラジオやテレビに出演されている全ての方が偽物とは言いません。
国家資格を保有する建築士、塗装技能士、
会社の歴史が永く、卓越した知識を持った経営者。
そのような方々が業界を少しでも良くしようと、
使命感をもってマスコミに出演されている方もいらっしゃることでしょう。
素晴らしい方達も沢山いらっしゃいます。
問題なのは、口先だけの営業上がりの無資格のブローカー(丸投げ業者)
や悪徳訪問販売業者が、マスコミを利用する手段を知っているということなのです。
彼らは営業のスキル(人を騙す話術)は一流です。
消費者に好印象を与え信用させることは、いとも簡単なのでしょう。
しかし、実態は事務所に机が置いてあるだけの(丸投げ業者)です。
そして、訪問販売の大手業者はこの規模が大きくなっただけのことなのです。
あるブローカー(丸投げ業者)は、
事務所もない、倉庫も無い、国家資格も無い、建築業許可も持っていない。
職人はもちろん全て下請けです。
そのくせそのブローカーのチラシを見てみると、
「完全自社施行で格安」「大手に出来ない価格で安心」なんて、
偽りの文字が踊ります。
そんなブローカーがホームページを魅力的に作り、
地方の小さなラジオやテレビに登場して専門家の振りをしています。
また、ある訪問販売業者は未だにチラシをポスティングして、
翌日に電話をかけるか、飛び込み訪問セールスをしています。
そして、電話や飛び込み訪問ではお決まりの台詞を言います。
「〇〇様のお宅は、大変目立つお宅だったので、
当社のどこにも無い特殊な塗装工法の実績造りの特別なお客様に選ばせて頂きました」と
モニター商法を使って誘惑します。
そして、実際に見積をしてみると、今だったら200万円を半額の100万円にします!と破格値と偽り、最低の商品をぼったくり価格で売りつけます。
信じられますか?
未だにこのような業者が後を絶たないのです。
そして、残念なことにこれは事実なのです。
〈自己防衛のためのその1〉
テレビCM、ラジオ出演をしているからといって、
信用できる業者とはかぎりません。
実績が無いから、疾しいことをしているから、
利益を最大に出す目的で、消費者を簡単に騙す意図で、
テレビやラジオを利用している業者もいるのです。
また、魅力的なきれいなホームページも検索すれば沢山見受けられます。
そういった会社でも、
実態は事務所もない、倉庫も無い、国家資格も無い、建築業許可も持っていない。
職人はもちろん全て下請け、なんてブローカーも実在します。
まずはそういった業者がリフォーム業界の中に
存在するのだということを知って頂くことが重要です。
自己防衛の為に知っておく事【その2】完全自社施行と偽りの罠
業者のチラシやホームページに明記してある
「完全自社施行だから安心」の文字を信じてはいけません。
この「完全自社施行だから安心」の文字よく見かけられると思います。
しかし、リフォーム会社、塗装会社で完全自社施行の会社は殆どありません。
私の知っている範囲では、チラシにこの文字を明記している会社の90%が
実際に下請け(応援)を使った経験があります。
なぜなら、塗装工事やリフォーム工事は季節によって、繁忙期と閑散期があるからです。
つまり殆ど会社が繁忙期には懇意にしている職人仲間に応援を頼みます。
厳密に言うと、自社社員の職人で完全自社施行も出来るけど、
忙しいときには懇意にしている腕の確かな職人仲間に応援を頼むこともあるよ、
という会社が殆どなのです。
もちろん、通常、常識のある会社が応援をもらう時は、
職長(その班のリーダーの職人)は必ず自社社員の職人が責任を持って担当します。
ですから、あくまでも応援をもらう職人の方は、
自社社員の職人のサポートとして入ってもらうのが通常です。
しかし、稀に緊急の出来事があり、
どうしても応援の職人に現場を任せなければならない場合については、
常識のある企業では国家資格(建築士又は建築施工管理士)を持つ担当者が
必ず現場管理をしています。
しかし、悪徳ブローカー(丸投げ業者)や訪問販売業者は、
自社社員として職人を1人も雇用していません。
また、国家資格保有者の社員も常駐していないケースが殆どです。
社員として存在しているのは、口先だけの無資格の営業マンのみです。
ですから、仕事は下請けに任せっきりで行っていくのです。
さらに、悪いことに信じられないような単価で下請けに工事を請負させます。
そして、下請けは泣く泣く自分の生活を守るために
「材料を薄める」「工程を省く」等の手抜き工事をはじめるのです。
そして、もっと悪いことは続きます。
「何度も、何度もクレームを入れて半年後にやっと手直しをしてもらえた・・・」
「手直しを頼んだのに全く来てくれない」
「電話をしたら繋がらない」なんて話は枚挙に暇がないのです。
〈自己防衛のためのその2〉
チラシやホームページの「完全自社施行だから安心」を信じてはいけません。
殆どの業者が懇意にしている仲間の職人に応援を頼むことはよくあることです。
重要なことは職長として担当している職人がその会社の自社社員なのか?
確かめてみる必要があります。
また応援の職人が施行を担当する場合は、
現場管理者が国家資格保持者(建築士・建築施工管理士)なのかを確かめてみる必要があります。
この場合国家資格保持者は必ずその会社の社員であることが前提です。
自己防衛の為に知っておく事【その3】
創業10年以内の会社の倒産率は97%!? 危険な10年保証とは?
あなたの大切な住まいを独立開業して
10年以内の会社に任せることはとても危険なことです。
なぜなら、ある統計によると10年後に生き残っている会社は3%以下と言われています。
そうすると、開業した塗装業者・
リフォーム業者(悪徳塗装業者・訪問販売業者を含む)の殆どは
1年以内に潰れる可能性があります。
そして10年後には97%の会社が倒産、
殆ど生き残っていないという状況になるかもしれないのです。
事実、弊社でも27年の歴史がありますので、
過去に独立開業した営業社員が数名いました。
その社員の開業した会社で10年以上続いた会社は1社もありません。
それだけ経営というものは奥深く経営者の卓越した経営能力が必要です。
そして、倒産させる意味合いが違いますが、
悪徳ブローカー(丸投げ業者)や悪徳訪問販売業者等は、
意図的に社名変更を繰り返し、
会社を計画的に倒産させクレームを回避しています。
そして熱りの冷めた頃に、また同じような営業スタイルで
社名を変えて何食わぬ顔で悪事を行っています。
こういった情報を聞くと、あなたの大切な住まいを
社歴10年以内のリフォーム業者に任せるは
危険だということがわかって頂けるのではないでしょうか?
なぜなら、弊社ではリフォーム工事の保証を最長で10年間行っています。
もしこの保証が社歴10年以内のリフォーム業者の保証なら、かなり危険な保証ですよね。
つまり10年以内の倒産確率が高すぎて保証が保証になっていない訳です。
考えられますか?
高いお金を払った外壁・屋根を保証される確率が3%以下!?です。
「そんな保証は絶対に嫌だ!」と思われませんか?
もしあなたがこのような危険を回避するためには、
法人で、尚且つ、社歴10年以上の会社に依頼しましょう。
〈自己防衛のためのその3〉
リフォーム会社が個人事業主にせよ、法人事業主にせよ、
社歴をしっかり調べて、出来ることなら個人商店よりは、
最低でも社歴10年以上の法人のリフォーム専門店に依頼しましょう!
なぜなら、10年後にその会社が存在している確率はたったの3%以下の確率?なのです。
5年保証、10年保証、15年保証と口では何とでも言えます。
倒産の可能性の高い、口先だけの価値のない危険な保証を信用しないようにしましょう!
※個人事業主だと社歴をごまかすことが可能ですが、
法人であれば簡単に社歴を法務局で調べられますので、社歴をごまかす確率が低くなります。
自己防衛の為に知っておく事【その4】偽造された実績No.1
「○○県で施行実績No.1」「○○県でリピート率No.1」「お客様満足度No.1」
このようなキーワードをご覧になったことがありませんか?
確かにどれも魅力的なキーワードですよね。一見、安心・信頼できる業者に見えます。
しかし、実態は全く違うということをご存知ですか?
あなたも聞いたことがあるかもしれませんが、雑誌の発行部数の偽造問題。
これは自己申告で発行部数を決められるという所に問題が発生しています。
そして、建築業界でも同じように実績を偽造しているケースが多々あるのです。
考えてみてください。
例えば「○○県施行実績No.1」どこと比べて、何と比べてNo.1なのでしょうか?
県内の全ての会社が施行実績を公開しているのでしょうか?
これは比べようがないと思いませんか?
第3者機関がある一定の範囲の中で調査を行って、お墨付きを与えているのなら、
その範囲内での実績は正しいのかもしれませんが、
そういった会社のホームページやチラシをよくご覧になってみてください。
その施行実績に対する第3者機関の調査は全く入っておりません。
裏付け、証拠が無いのです。
これでは偽造された実績と思われてもしかたありません。
またそういった会社の売上高を調べてみると(売上だけで全てはわかりませんが・・・)
年商1億〜2億前後の小さな会社だったりします。
県でNo.1の施行実績のある会社が???となる訳です。
県でNo.1の施行実績がある塗装会社なら少なくとも
5億以上の売上高は確保しているはずです。
試しにその会社に「売上高はどのくらいですか?」と質問してみてください。
年商3億以下の売上高なら作られた実績の可能性が高いか、
あるいは以前は繁栄していたけど、近年は苦しい経営をしているのか?
どちらかかもしれません。
だって、それだけ毎月施行実績があるのなら、
近年の売上も比例しているはずですよね。
次に「○○県リピート率No.1」これも調査しようのない実績です。
そもそもリピート率は会社によってしっかりと計測している会社もあれば、
全く計測していない会社もあります。
つまり、全ての会社と比較しようがないのです。
案の定、そのキーワードをホームページやチラシの全面に打ち出していた会社の社長は、
会社を倒産させ、去年逃げるように姿を消してしまいました。
「お客様満足度No.1」
これも比べようがないのですが、
第3者機関がある一定の範囲の中で調査を行った結果なら、
その範囲内での実績は間違いないでしょう。
しかし、そういった第3者機関の根拠がない場合は信用してはいけません。
〈自己防衛のためのその4〉
偽造された○○No.1に要注意!
業者が消費者を信用させるために偽造した○○実績No.1は存在します。
全ての業者がとはいいません。
しかし、その実績は第3者機関の調査によって
裏付けされた証拠があるのか?を確認してみましょう!
基本的なスタンスとして証拠の無い実績は信用しないことが重要です。
自己防衛の為に知っておく事【その5】オリジナル塗料に気をつけろ!
「弊社はオリジナル塗料を自社で開発しています!」
「この塗料は弊社にしか扱えないどこにもない特殊塗料ですよ!」
「弊社の塗料は特別な塗料で30年の耐久性があるんですよ」
このような表記のあるホームページやチラシ、
または上記のようなことを営業マンから口から聞いたなら要注意です。
これは、特に塗り替えリフォームで多い話なのですが、
営業マンの口からは、いかにも特殊塗料で、
どこも扱っていない独占商品であるかのように消費者へ説明します。
しかし、全ての裏事情を知っている我々業界関係者からしてみれば、
「ふざけるな!」と言いたくなってしまいます。
例えば、
◇ エスケー化研株式会社
◇ 日本ペイント株式会社
◇ 関西ペイント株式会社
いずれも日本を代表するトップメーカーです。
その中でも我々が主に採用しているエスケー化研は、
1流〜3流まで70社以上ある塗料メーカーの中で、
建築塗料分野で53%のシェアと他社の追従を許しません。
実に日本の建築物の2件に1件は
エスケー化研の材料を使っているといっても過言ではないかもしれません。
そういったトップメーカーが
日本の塗料シェア1%にも満たない訪問販売会社と
同じスペックの塗料を開発できないと思われますか?
それでは、いったいどういう種が隠されているのか?お伝えしましょう!
実は訪問販売業者は塗料メーカーに年間契約で、
既に国内や海外で製造販売されている塗料のラベルだけを張り替えるか、
又は塗料缶のデザインを変えて販売しているのです。
そして、一般的な塗料をあたかも特殊で耐久性のある塗料であるかのように誇大広告し、
消費者を騙して販売します。塗料缶の中身は一般的な塗料店で販売されているものと変わりません。
つまり、30年長持ちする塗料とか、
訪問販売業者の独占塗料なんて存在しないのと同じと思って頂いても
かまわないでしょう。
では、何が目的なのか?オリジナル商品にする理由は簡単です。
「ぼったくり金額」を他の会社と比べられると困るからです。
オリジナル商品であれば、幾らでも金額を吊り上げられますし、
誇大広告をしても誰も文句をいいません。
そういった理由があります。
〈自己防衛のためのその5〉
飛び込み訪問、テレアポ等をおこなっている訪問販売業者のオリジナル塗料は、
特別な商品ではありません。
誇大広告をして、あなたの大切なお金を奪う目的で
塗料缶のデザインやラベルを変えているだけの、
一般の塗料店でも手に入る商品です。
消費者から「ぼったくる」ことだけが目的なのです。
自己防衛の為に知っておく事【その6】
一活見積サイト(業者紹介サイト)に隠された大きな罠
もしあなたが一括見積(業者紹介)に紹介依頼をすれば安心!と思っているの
なら、大きな落とし穴に落ちてしまうかもしれません。
一活見積サイトをご覧になった方ならわかるかもしれませんが、
一括見積(業者紹介)サイトは、どのホームページを見ても
「厳しい審査で選んだ優良業者を紹介」と書いてあります。
そして、あなたも「訪問販売で見積もったら、200万円だったけど、
業者を紹介してもらったら80万円で塗装工事が出来た!」等の記載をみて
「こんなにお値打ちに塗装工事やリフォームが出来るなら紹介してもらおう!」となる訳です。
しかし、ここに大きな落とし穴が待ち構えています。
実際、我々も厳しい加盟条件が必要な紹介サイトに加盟していますし、
比較的に審査の緩いサイトの情報も知っています。
厳しい加盟条件を必要としているサイトは、
- 決算報告書3期分の提出(黒字決算の会社でなければ加盟できません)
- 「建築業許可」がなければ加盟できません。
- 建築関連法規、消費者契約法等に関連して過去に処罰がないこと。
- 保険の加入義務(工事保険・責任賠償保険)
が書類審査で必要になってくることと、さらに書類ではわからない会社の実態
(電話設置のみの事務所ではないか?)を訪問して確認されます。
ですから、比較的優良な業者の見積を提出してもらえるかもしれません
しかし、緩い審査の紹介サイトでは、厳しい上記のような審査はありません。
書類を書いて送れば次の日から紹介スタートです。
そうです。
そういった紹介サイトは、業者から広告費、加盟料などをもらえさえすれば、
どんな業者でもウエルカムなのです。
ですので、実際そういったサイトから紹介された業者を調べてみると、
どう考えてもブローカー(丸投げ業者)としか考えられない業者が
加盟されていたりするのです。
そういったブローカー(丸投げ業者)が行っている見積は、壁の塗り面積と
屋根の塗り面積を現場で計測します。
そして下請けの塗装屋に「いくらでするの?」と交渉するだけです。
もちろん、下請けも仕事欲しさに限界を超えた見積を
ブローカー(丸投げ業者)に提出します。
そこにブローカー(丸投げ業者)が利益をのせて
あなたに見積書として提出するのです。
最近、一括見積サイトから紹介してもらったブローカー(丸投げ業者)の
見積書を見せてもらいましたが、安物の水性シリコン樹脂の塗料で提案していました。
外壁の痛み具合、お客様のご要望を考慮すると、
とても提案できる塗料ではありません。
結局、ブローカー(丸投げ業者)は、
安くすれば仕事が取れると安易な考えで見積を行ったのでしょう。
賢いお客様でしたから、騙されませんでしたが・・・。
〈自己防衛のためのその6〉
一括見積サイトは、厳しい審査を行っているサイト、
審査が緩いサイトと様々です。
審査が緩いサイトには、知識の低いブローカー(丸投げ業者)が紛れ込んでいます。
価格に釣られてブローカー(丸投げ業者)に塗装工事を依頼されると、
最低の塗料で、工程を省く等の手抜き工事を行われるかもしれません。
細心の注意が必要です。
※我々は優良な紹介サイトからのみ紹介を頂いています。